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ブレイブ ストーリー (2006)

BRAVE STORY

監督
千明孝一
  • みたいムービー 112
  • みたログ 2,355

3.09 / 評価:1189件

原作と同じ題名の違う作品。

  • a_f******** さん
  • 2008年10月4日 2時28分
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

※原作のネタばれもあります。

私は原作を読んでから映画を見たのですが(今更)
ちょっとこれは…ひどいんじゃないかな?と思います。

まず、最初の現世でのミツルとワタルの話があまりに出てこなくて、
彼らに感情移入がしにくいです。
私は上中下の文庫版で読んだのですが、
上巻の半分以上が現世の話でした。

そのおかげで、何をしてでも運命を変えたい!、という思いが分かるのですが、
映画では出てこなくてこれだけみても、分からないだろうな、と思います。

また、幻界に行ってからもワタルはもっと波乱万丈です。
映画を見ただけの人でも分かったと思いますが、中盤かなり話が飛んでます。
原作では詳細に描かれているキ・キーマやミーナのことも、
北の国の話も出てきません。
また、最後の対戦も物語中盤に出てくる嘆きの沼?で行われます。
自分の醜さと対峙する場面が、他にもきちんとあったわけです。
これがないので、話しがなおさら薄っぺらく感じます。
それから、原作では、カッツは死んでしまいます。
このときに出てくるのが【贖罪の祈り】なのですが、
【贖罪の祈り】は原作でミツルが死ぬときにも行われます。
作品の最後にもこれが書かれています。
個人的な好みではありますが、この祈りはとても感動したものだったので、
何故切ってしまったのか、と怒りが沸きました。

ラストのミツルとミツルの妹のシーンですが。
原作も正直曖昧です。
生きているのか死んでいるのか、分からないような感じになっています
ですから、生きててもいいのではないかとは思うのですが……
やはり曖昧さがないだけ、生きてるのか、と思ってしまいました。

原作をきちんといかすなら、絶対にテレビでアニメにしたらよかっただろうに。
と思いました。
あと、きちんとした声優さんを使って欲しかったです。
ほとんどの人が俳優、もしくは芸人さんで………微妙でした(上手な人もいましたが)
映像と音楽は良かったのでもったいない作品でした。

映画で感動しなかった人も、感動した人も、
宮部みゆき作品の方を読んでない方は(嫌いな方もいるかもしれませんが汗;)
ぜひ原作を読んでみてください。
きっとそれ以上の感動を与えてくれると思います。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 泣ける
  • ファンタジー
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