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美しき運命の傷痕 (2005)

L' ENFER/HELL

監督
ダニス・タノヴィッチ
  • みたいムービー 39
  • みたログ 225

3.63 / 評価:49件

万華鏡のように

  • cdc***** さん
  • 2014年2月12日 1時13分
  • 閲覧数 807
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

22年前に起こった不幸な出来事によって父親を亡くし、
愛を失った三姉妹とその母のアンサンブルストーリー。

薄暗くくすんだヨーロッパ映画の画調が、映画全体を通してシリアスさを醸し出してる。
エマニュエル・べアールはもちろん、
母親役のキャロル・ブーケはじめ、女優達の演技に惹かれた。


アメリカ映画ならチョットしらけそうな場面でも、
フランス女優さんとあの色気ある発音で雰囲気がグッと洗練される。


事件をずっとトラウマとして抱えながら、それぞれが生活をしてきたけれど、
終盤で、思いもよらぬ形で三姉妹とその母親が集り、事件の真相に向き合う。

父親にまつわる真実が明かされた時の母親の一言
(母親は事件により話せなくなってしなったので正確には一文。)

「それでも私は何も後悔していない」という言葉と、
4人の女性を中心にグルグルと回転するカメラワークのラストシーン。。。

三姉妹は、地獄の様な体験と、その傷を背負って生きてきたけど、
母親の一言によって、再生する希望を得る。

オープニングの映像にも使われていて、作中にも出てくる、
この映画のモチーフ、“万華鏡”が効いてる。

一瞬ごとに様々な模様を見せる万華鏡のように、
人生は、光と陰、明と暗が対になっていて、角度や位置によって様々な見え方をするもの。

こういう人生観が変わる様な映画は大好き。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 泣ける
  • 悲しい
  • 知的
  • 切ない
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