ここから本文です

イカとクジラ (2005)

THE SQUID AND THE WHALE

監督
ノア・バームバック
  • みたいムービー 213
  • みたログ 989

3.39 / 評価:208件

監督の半自伝的映画。知的でコミカルです。

  • Shoko さん
  • 2018年12月28日 18時31分
  • 閲覧数 1205
  • 役立ち度 5
    • 総合評価
    • ★★★★★

「イカとクジラ」って変なタイトル、と思ってパスしてましたが、ノア・バームバック監督だしなぁ、と思って見てみました。

バームバック監督の、コメディアン、ベン・スティラーがシリアスものに挑んだGreenberg (「ベン・スティラー人生は最悪だ」という最悪な邦題がついてる)や「フランシス・ハ」がとても好きだから。
今回も期待を裏切らなかった!
ちょっとみただけで、こだわりのインディーズ映画であることがわかります。

2005年の映画なので、私が「ソーシャル・ネットワーク」でジェシー・アイゼンバークを知る5年も前。
彼はまだこの時22歳だったようだけど、役柄はもっと若く、16歳という設定。

ジェシーの弟役の子は12歳の設定だけど、年齢的に友達に知られたら恥ずかしいだろうなぁということをするので、学校でからかわれなかったかしら、とかよけいな心配もしちゃいましたが、お父さんはケヴィン・クラインで、役者一家だから、親からのサポートもあったのでしょう。

お話はインテリだけど親としてどうしようも父親(「ジム・キャリーはMr.ダマー」のコンビの方)とインテリだけど浮気な母親(ローラ・リニー。こういう役は上手なだけに、彼女を嫌いになりそうになる。。)の離婚が、思春期の男の子たちにどんな影響を及ぼすのか、というケーススタディのような物語で、これは経験者しか書けないような、すごい洞察力のある脚本だな、と思ったら、やっぱりバームバック監督の半自伝的映画でした。

この親はとてもひらけていて、リベラルで、ボヘミアンで、ヒッピーなカップルだけど、子供ってすべてさらけ出されるにはまだ早い、、やっぱり守ってあげるべき存在でしょう、、という気持ちになったなぁ。

でもバームバック監督は、こういうインテリな親に育てられ、離婚され、そんなすべての経験が彼を24歳で監督デビューし、アカデミー賞にノミネートされるような脚本家・監督にしたんだなぁ、とも思います。
人生に無駄なことはひとつもないって誰か言ってたね。

とてもよくできたトラジックコメディでした。
最後のクレジットでセクシーなリリーちゃんが「ピアノ・レッスン」のアンナ・パキンだったのは驚きました。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 知的
  • コミカル
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ