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3.0点
てっきりウェス・アンダーソン脚本だと思ってましたがクレジット見ると違ってた・・・w いわゆる、破綻しかけの家族群像劇、という感じで父派VS母派の設定。冒頭のテニスシーンなんかはそのあたりの描写に加え作品全体のトーンとなるのであろうもの悲しがただよっていてよい感じでした。 ただその後の展開がよくも悪くも薄味・・・かなあ。好みの問題はあると思いますが、最初の設定を生かしきれてない気がします。たとえば母派の弟、とかね。ちょっと救いがない感じがする。 個人的には、場違いにニコニコしてるウィリアム・ボールドウィンのマッチョなテニス・コーチがなぜか妙な存在感があって笑えました。ああ、こういうのっているよなあ、っていう感じ。逆に言えば、主要登場人物にこういうフックを作れていない感じがしてしまう、ということでもあるのだけど
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