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M:i:III (2006)

MISSION: IMPOSSIBLE III/M:I:III

監督
J・J・エイブラムス
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3.76 / 評価:3,076件

解説

トム・クルーズが製作と主演を兼ね、名作TVドラマ「スパイ大作戦」をリメイクした人気スパイ・アクションのシリーズ最新作。第3弾となる今作は、TV界出身の新鋭J.J.エイブラムズが監督に抜擢され、絶体絶命の危機の中でミッションを遂行する敏腕スパイ、イーサン・ハントの活躍を描く。『カポーティ』でアカデミー賞の主演男優賞に輝いたフィリップ・シーモア・ホフマンが、トムを罠にハメる悪役を怪演している点も見逃せない。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

不可能なミッションを遂行してきた天才的スパイのイーサン・ハント(トム・クルーズ)は、敵の罠に落ち、前例のない衝撃的な計画に翻ろうされてしまう。イーサンは己との戦いを克服し、成功率0%の任務を成し遂げるため、ヨーロッパやアジアへと飛ぶ。そして最高機密組織I.M.F.の新たなるメンバーとともに任務を遂行するが……。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

(C)2006 Paramount Pictures.
(C)2006 Paramount Pictures.

「M:i:III」キャラクターを重視し過ぎて、作戦の描写が中途半端に

 J・J・エイブラムス監督は、ヒッチコックがお好きなようだ。ヒッチおじさんが好んで使った「マクガフィン」、つまり、登場人物にとっては非常に重要で、それを巡って物語が進むのだが、観客にとってはほとんど意味がないし説明もされないサスペンスの仕掛けを使っているのだ。前2作の監督、デ・パルマやジョン・ウーと違い、際だった映像のスタイルがないJJは、キャラクターをどう動かすかにポイントを絞ったと話していたが、人間関係を盛り込みすぎて、肝心のミッションの描き方が足りないというおかしな結果になってしまった。

 要するに、悪役がきちんと描かれていないので、悪役が企んで、スパイ・チームが挑戦するミッション・インポッシブルの焦点もぼやけたという感じだ。もちろん、トムのアクションはかなりのものだし、見ている間はウワッ、キャッと楽しい。でもアクションもやっぱり詰め込みすぎ。これでもかこれでもかと続くので、その連続性の中に、個々のスタントが埋没してしまって、その凄さの印象が残らないのだ。もったいないよねぇ。JJにとっては、トムのスタント好きが強迫観念になったのかもしれない。恒例の変装だましのテクは安心して楽しめます。(森山京子)

映画.com(外部リンク)

2006年6月29日 更新

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