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RENT/レント
2006年4月29日公開

RENT/レント

RENT

1352006年4月29日公開

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5.0

人生の宝物 この作品のすごいところは・・

舞台も映画もリアルタイムで観ていますが、 この作品の凄さをどう文字で表現してよいかわからず、今になってしましました。 今日アメリカで、 RENT がライブでテレビ放送されるとかで(2019/1/27現地時間)、 SNSなどが数日前からザワザワしており、 つられて久しぶりに映画を観たので、レビューを書いてみることにしました。 この作品に出逢ったときの衝撃は忘れられません。 1996年、ブロードウェイで観劇をしました。 それは初演の年でしたのでオリジナルキャストでした。 すっかりハマってしまい、5,6回はNYで観劇する機会がありました。 最初のころは英語もほとんどわからないのに、 音楽の素晴らしさと、演者たちのパワー、それだけで涙が溢れてきました。 ブロードウェイでは演者が変わりつつも2008年まで公演されました。 しかし作品というものはオリジナルキャストで作り上げられ、 その後の演者もオリジナルキャストを意識しながら演じていくものです。 私にはブロードウェイのオリジナルキャスト以外、考えられませんでした。 そして、この映画のすごいところは、初演から約10年後に、 ほとんどのオリジナルキャストを揃えて映画を作ってしまったことです! 映画としては、 映画だけしか観たことのない人々にはどう映るのか? という心配はあります。やはり生のステージで生み出される魂のこもった 迫力は映画からは伝わり切りません。 舞台上でのテンポのよさも、よりストリーをわかりやすくしようと試みている 映像上では中だるみっぽくなってしまってる部分もあります。 でも本当のRENTは、細々したストーリーはそんなに重要ではなく、 ステージ上から伝わってくる、 心に直接ぶち込まれる、 言葉では言い表しようのないメッセージが、 いや、言葉なんて必要がない本当に、ほんとーにシンプルなメッセージが、 心を震わせるのです。 それはジョナサン・ラーソンが命をかけて残したメッセージです。 是非、この作品は舞台で観てほしいです。 ライブに映像は絶対に勝てません。 そういうわけで、この映画のすごいところというのは、 なによりも、【オリジナルキャスト】が、 まだ初演のころの若さを保てていたギリギリの頃に、 映像に残すことができたことが本当にスゴイのです。 初めてRENTを観劇したのは23年前の大学生。 あの時の衝撃、感動は若さゆえだったのかな?と思う作品もあるなかで、 RENTは今観てみても、衝撃と鳥肌と涙もんです。 いつまでたっても色あせない、私の人生の宝物です。

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