作品レビュー(370件)
- gun********
3.0点
全体的に曲がよく、特にオープニングの歌はすばらしい。 ストーリーは日本のノーマルな生活していた自分には 新しすぎるな・・。こんな恋愛ドラマがミュージカルになるなんて アメリカはだいぶ進んでるなと思った・・・。 共感はちょい難しい・・・。 とにかく、オープニングがクライマックスであとは 自分としては評価が難しいなと・・・。
- ft0********
5.0点
やっぱり、音楽が最高に良い。 冒頭の観客の居ないステージで歌うseasons of loveで一気に引き込まれた。 最後までステキな歌で楽しませてくれる。 流石にブロードウェイのミュージカル。 この時代、エイズは不治の病で偏見を伴う病だった。日本ではそれほど多くは無かったと思うのだがアメリカは相当な数だったらしい。 この映画の舞台となるイーストビレッジは芸術家や音楽家達が沢山住んでおり、当時は治安も悪かったのだろうと思う。ゲイの人も多くドラッグも横行していて、自由奔放に生きる彼らの多くはHIVに感染している。この映画でもかなりの割合の人が感染してる。 友人や恋人が亡くなるのを日頃から見ている彼ら。生きているうちに後世に残る何かを残したいと思う気持ちは当然だろう。 過去でも未来でもなく今を生きよう。と歌い上げる彼らには明日は見えないのかもしれない。 そんな状況でも生きて行こうとする姿が良かった。
- 一人旅
5.0点
クリス・コロンバス監督作。 1996年にオフブロードウェイで初演されその後ブロードウェイでロングランを記録した、プッチーニのオペラ「ラ・ボエーム」を下敷きとしたジョナサン・ラーソン作詞・作曲・脚本による同名ミュージカルをクリス・コロンバス監督が2005年に映画化したもので、舞台版でメインキャラクターを演じた役者の多くが本作でも同じ役で出演しています。 1989~1990年のNYマンハッタン・イーストヴィレッジを舞台に、夢を追う若きアーティスト達の悲喜こもごもの日常を描いたミュージカル映画で、まだ新しい病気だったHIV/AIDSや同性愛、ドラッグ、貧困…と数々の障壁に立ち向かいながら、“今を生きる大切さ”を謳い上げてゆく若者達が放つ青春の輝きを群像的に描き出しています。 主題歌「Seasons of Love」を始め観客の心に訴えかける数多くの楽曲と、アパートや地下鉄、レストラン等様々な場所での多彩なミュージカルシークエンスで登場人物の複雑な心情を情感たっぷり&エネルギッシュに魅せてくれる本格NYミュージカルで、“過去は変えられないし未来はまだ分からないから今を一生懸命に生きるしかない”という彼らの答えは、後悔しない人生を送る上での最善の方法であります。 スピルバーグの愛弟子であるクリス・コロンバスが原作舞台を比較的忠実に映画化した群像ミュージカルドラマで、アンソニー・ラップ、アダム・パスカル、ジェシー・L・マーティン、ウィルソン・ジャメイン・ヘレディア、イディナ・メンゼルら舞台版からの続投組に加えて、ロザリオ・ドーソンとトレイシー・トムズの新規起用組も力強い歌&ダンスを披露しています。
- rai********
4.0点
レントの舞台を見たのは、10年以上前。ストーリーはよくわからなかったが、音楽は楽しめた記憶がある。それで数年前、NYのオフブロードウェイで再び見た。やはり音楽は良いなと思って、それ以来サントラはかなり聴いてきた。 で、下敷きとなっている19世紀フランスの連作小説『ラ・ボエーム』日本語訳を読んだので、映画を初めて通しでチェックした。 原作の連作小説同様、ユーモアに富んだ軽妙なやり取り。もちろん19世紀パリと1989~1990年のグリニッジ・ビレッジという違いはある。フランスの原作で家賃の取り立てを行う大家さんは、今作では旧友ベニーとなっており、街区を一掃してキラキラに開発するジェントリフィケーションの象徴として描かれている。 このように現代アメリカの都市開発をめぐる対立の構図がさりげなく埋め込まれている。日本バブル崩壊寸前のニューヨークと言えば、急速に治安が改善していった時期だ。だからこのころを最後に、こういう悲劇も減っていったはず。とは言え、地価高騰で家賃が払えなかったりホームレスになったりする人は、いまだにいる、というかコロナでむしろ深刻化している。 主人公の映像作家マークは(私も厚切りジェイソン氏を思い出した)、気が多い元彼女モーリーンに未練タラタラで、モーリーンのライブ準備に駆り出される。モーリーンの都市開発への抗議ライブは、クレイジー。レミゼやGleeやレリゴーでおなじみのイディーナ・メンツェルがすっかりはじけていて、幅の広さにびっくり! 舞台と違って、ニューヨークの風景も描かれるのが映画ならでは。地下鉄車内での手すりポールダンス?とか楽しい。 原作ではコレラ、本作ではHIV、それぞれ人類は克服してきた……と思いきや今のコロナウイルス。特に貧困層への影響を考えると、鬱々としてくる。しばらくして、願わくば世界がもう少し明るくなってから見た方がよいかもしれない。あるいはストーリーに興味がわかない方は、サントラだけ聴いてみるのもおすすめ。 でもやはり今作のメッセージは、No day but today, つまり<将来も過去もない、あるのは今だけ。後悔や心配ばかりしていては、今日という日すら失ってしまうよ>という、まっとうで素晴らしいもの。あまり難しく考えず、とにかく今日を生きよう!
- Cakewalk
3.0点
ミュージカルはわりと個人的な視聴スタイルでは元気を貰うためや豪華キャストみたさでよくみたりするんだけど、今作はキャストはロザリオ・ドーソンくらいしか知らなかったし、この曲聞いた事ある!っていう曲もなくてあんま楽しめなかったかな。 ドラマFlashのジョーも出てたけど、身なりがドラマの時と全くおんなじだったな…笑 ニット帽に髭スタイル…Flashの10年くらい前だと思うけど、全然変わらないなあ。 メインキャストの一人を見てたら厚切りジェーソンがなんか頭に浮かんできたな… 笑
- どりあん
5.0点
題名の通りです。
- pin********
5.0点
舞台も映画もリアルタイムで観ていますが、 この作品の凄さをどう文字で表現してよいかわからず、今になってしましました。 今日アメリカで、 RENT がライブでテレビ放送されるとかで(2019/1/27現地時間)、 SNSなどが数日前からザワザワしており、 つられて久しぶりに映画を観たので、レビューを書いてみることにしました。 この作品に出逢ったときの衝撃は忘れられません。 1996年、ブロードウェイで観劇をしました。 それは初演の年でしたのでオリジナルキャストでした。 すっかりハマってしまい、5,6回はNYで観劇する機会がありました。 最初のころは英語もほとんどわからないのに、 音楽の素晴らしさと、演者たちのパワー、それだけで涙が溢れてきました。 ブロードウェイでは演者が変わりつつも2008年まで公演されました。 しかし作品というものはオリジナルキャストで作り上げられ、 その後の演者もオリジナルキャストを意識しながら演じていくものです。 私にはブロードウェイのオリジナルキャスト以外、考えられませんでした。 そして、この映画のすごいところは、初演から約10年後に、 ほとんどのオリジナルキャストを揃えて映画を作ってしまったことです! 映画としては、 映画だけしか観たことのない人々にはどう映るのか? という心配はあります。やはり生のステージで生み出される魂のこもった 迫力は映画からは伝わり切りません。 舞台上でのテンポのよさも、よりストリーをわかりやすくしようと試みている 映像上では中だるみっぽくなってしまってる部分もあります。 でも本当のRENTは、細々したストーリーはそんなに重要ではなく、 ステージ上から伝わってくる、 心に直接ぶち込まれる、 言葉では言い表しようのないメッセージが、 いや、言葉なんて必要がない本当に、ほんとーにシンプルなメッセージが、 心を震わせるのです。 それはジョナサン・ラーソンが命をかけて残したメッセージです。 是非、この作品は舞台で観てほしいです。 ライブに映像は絶対に勝てません。 そういうわけで、この映画のすごいところというのは、 なによりも、【オリジナルキャスト】が、 まだ初演のころの若さを保てていたギリギリの頃に、 映像に残すことができたことが本当にスゴイのです。 初めてRENTを観劇したのは23年前の大学生。 あの時の衝撃、感動は若さゆえだったのかな?と思う作品もあるなかで、 RENTは今観てみても、衝撃と鳥肌と涙もんです。 いつまでたっても色あせない、私の人生の宝物です。
- 加藤さん
3.0点
あまりにも曲数が多すぎて 疲れてしまった 曲数減らして登場人物達に感情移入 できるようなドラマーパートをもっと増やした方が 良かったんじゃないかなー あと秋田犬は殺さないで
- モナリザパーキング
2.0点
RENT 1989〜1990年ニューヨーク州マンハッタンのイーストヴレッジ イーストヴレッジの貧困層の人々が再開発で街の立退きで電気やガスを止められてしまう。 街の芸術家肌の若者達が性別を超えて人としてピュアにぶつかり合い、葛藤し、悩み、戦い、成長していく青春ミュージカル。 ほぼ歌がセリフで今日を生き抜くコンセプトで若者達がストレートに感情を歌にぶつけてきます! ◉54C点。 一人も悪い人間がいない!ある意味ウソ映画! しかーし!仲間が集まると、ピュアで悪気のない極悪集団化する! ★彡観た方は解ると思いますが、なかなかの的を得てるかと思いませんか(笑) ★彡私は集中出来ず、映画が長く感じました。 10代に観て欲しい映画かもしれません。 今は親父の心になってしまい響かなかったなぁ〜 ◉見所ベスト3! ◎第1位 街や風景、景色や部屋の雰囲気は旅行気分を味わえる! ★彡ストーリーはハマりませんでしたが、街の雰囲気は最高に良かった。この1点でも観る価値はあります! ◎第2位 歌がセリフとも言える作りは凄く好き。だけど ★彡ほぼセリフはミュージカルの流れてうたと感情表現は良かった。(すんなり受け入れられないストーリーではありましたが…) ◎第3位 若さが全てと言える感情爆発は確かにわかる! ★彡周りを気にしない自分や仲間しか見えない時期とでも言えば良いのか?勢いや決めつけ我の強さはなんかわからなくもないけどね。
- fuv********
3.0点
ネタバレ秋田犬、、
このレビューにはネタバレが含まれています。 - ソロビッチ
1.0点
「戦争の反対は平和じゃない。創造だ」 「深く息を吸うな。一日中考え込むな。仕事に打ち込み長いものに巻かれろ。小さな心の傷も大きな不名誉も忘れろ、くよくよ悩まず気楽に生きろ、ここはアメリカ21世紀は目前。この国で生きるなら良心を捨て去れ21世紀は目前。この国の人間は財産で人を決める」 名作誉れ高いですがたいしたことなかった。 貧しいのもゲイやエイズなのも差別しないけど共感したり喝采したりする気持ちは全く起きなかった。家賃が払えないとかは切実だけどどこかひねくれててやっかみや僻みと開き直りばかり目についた。 歌も最初の曲以外よくなかった。鑑賞して勇気や希望も貰えなかった。 結局こいつらの中でもヒエラルキーがあるからね。こんな奴等とは関わりたくないし一緒に騒ぎたくもない。 つまらない学生気分のまんまみたいな感覚。 もっと素晴らしい芸術家達でいてほしかった。 ラブシーンあったかどうか忘れた。 32点
- fg9********
5.0点
…あらすじは、解説のとおり。 オープニングの、出演者の男女8人の若者が観客の居ないステージ向けて、『Seasons of Love』を歌うシーンから今後の展開に期待大だった。 しかし、何だかな~。 登場人物の皆みんなが、ドラッグやら、ゲイやら、おまけにエイズまで患らってりゃ世話ないや。 そりゃぁ、自業自得というもんでしょ。 おまけに、部屋は神がくれたもんだから家賃は払わなくていいなんていう道理は、悪魔だって許さないぜ。 なんて思いながら観ていると、オカマのエンジェルちゃんが登場して、クルリン踊りまくっての見事なバチ捌き。 自分もエイズを患っているというのに、明るくて朗らかで前向きで、観ているコチトラまでを幸せにしてくれるほどにキュートでラブリーだった。 これ以降はもう、『RENT レント』の世界観にドップリと浸れる。 オープニングの『Seasons of Love』という歌は、1年を漫然と生きるのではなく、1分1分のその瞬間を、52万5600回生きるということだったのだ。 次のようなセリフもあった。 『No Day but Today』=『未来も過去もない。あるのは、今日という日だけだ』 未来の見えない彼らにとっては、今の一瞬一瞬を精一杯生きることによって未来に繋げるしか術はなかったのだ。 そのことを、切なくも儚くもエンジェルが身を持ってして示していたのだった(ミミの奇蹟の復活も含めて……)。 エンジェルを偲んでコリンズが歌うシーンでは目頭が熱くなってしまった。 元来、ミュージカルものはあまり得手ではなかったが、観終わった後は、彼らの真摯で一途な愛の在り様、仲間意識、生き様に勇気のようなものを貰える作品となった。 なお、本作品の原作・作詞・作曲・脚本を手がけたジョナサン・ラーソン本人は、7年の歳月をかけて本作を書き上げたが、その開幕を目前にしたプレビュー公演初日の1996年1月、マルファン症候群に起因する胸部大動脈瘤破裂によって35歳の若さで急死した(ウィキより)。 本作品と同様に、『Thank you Jonathan Lason』と呟いて、瞑目することとする。
- srp********
3.0点
以前からミュージカルも映画も観たいと思っていた作品だ。タイミングが合ってDVDを手に取ったのが少し遅かったのか、今の私には共感できるところがあまりなかった。彼らの人生のわずか1年間の物語を垣間見ただけだが、どうしても愚かな過ちから生じた傷を舐め合っているだけにしか見えなかった。当時のニューヨークを生きた若者たちにはどう映るのか気になるところだ。輝かしい青春?苦い過去? 共感し難いといったが、それを経験できなかった私にとって、このあまりにも濃密な日々が羨望の対象にならなかったといえば嘘になる。
- akc********
4.0点
let it goのイディナ・メンゼルが出てたり、 監督がクリス・コロンバスだったり。 重い内容を音楽の明るさが救ってる。 あんまり共感はできないけどね。
- kps********
1.0点
とりあえず生粋のミュージカル嫌いなんであれなんですが、ミュージカル嫌いを自認してる中でもトップクラスのつまらなさでした。 全編ほぼ歌なんでね。 ストーリーや進行に必要な会話まで歌という、本当に音楽中心的なミュージカルなので、ミュージカル嫌いとしてはもはやウンザリという感覚しかない映画です。 歌はボチボチみんな上手いのかなあ。 そこは褒めてもいいかと思いますが、同じような曲が二時間エンドレスで流れるので、もうミュージックビデオ状態なんですが、俳優がB級クラスもええとこなんで、約2時間魅力のないB級俳優の微妙な歌を聞かされ続けるという、もはや言葉を失うような感覚に陥りました。 内容はそれなりに濃いのかと思うんですが、こんな感じじゃ内容にまで想いをはせることもなく終了という感じですね。 しかし、やっぱり高評価だ(笑) 何がそんなに良いんだろう? ミュージカル映画はよく分かりませんわ。。。
- s7a********
5.0点
映画館に、何回も観に行きました!!!話自体は重いんだけど、最終日は観ていた人達が合唱するくらい、楽しい映画でした!
- e_s********
5.0点
80年代後半、ゲイ、エイズ、麻薬、貧困…… ニューヨークの若者たちが歌い、踊る! 個性のぶつかり合い… 可愛いエンジェル… エンジェルは幸せだったと思う。 心をえぐるような、素晴らしいナンバー♪ 何回見ても、涙がじわっとあふれる…。 大好きなミュージカル映画♡
- roc********
5.0点
もう何度も見ているんですが、たまに急に見たくなって 棚からDVDを引っ張り出します。 見終わると、「あ、またあの曲見たい」となって チャプターでまた好きな曲を見返します。 でも、低評価の方の意見もわかります。 だって、一般的な日本人には共感できかねるテーマですもんね。 私は同性愛者じゃないし、ドラッグもやってないし、 芸術家目指してないし、エイズでもないし、 貧乏とまではいかなくて家賃はちゃんと払える。 それでも心を打たれるのはなんでだろう。 私にとっては、エンジェルの心優しさ、ピュアさが 大きな要因かなと、今回改めて見て思いました。 エンジェルとコリンズの間の愛の深さには涙が出ます。 楽曲の素晴らしさはもちろんのことです。 曲のバリエーションが豊富! 最初のゴスペル風のSeasons of loveからのロック調のRENT、 最初見たときはいきなりやられた!と思いました。 エルビス・コステロのような声のマークの歌声に合ってます。 一番好きなのはミミのOut tonightかな。 ステージでのセクシーなダンスも良いし、突き抜けるような歌声が良い。 でもエンジェルのToday 4 Uも良いし、I'll cover youも良い。 最後のマークのフィルムが流れるといつも 何とも言えない気持ちになります。 エンジェルの素顔がまた美しいったらない…。 とにかく、好き! 家賃は払えよ!ドラッグは止めろよ!とは思いますけどね!!
- mun********
3.0点
ドラッグ、同性愛、エイズ、貧困に焦点を当てた、青春ミュージカル作品。 登場人物それぞれに抱える悩み、問題があり、それに向かって奮闘していくわけですが、 残念なことに、奮闘するだけでそれを乗り越えていないまま終わってしまいます。 何かが変わったようで、結局のところ何も変わっていない──故に、 登場人物の誰にも共感するのが非常に難しかったです。 しかし、このような重いテーマをミュージカルとして取り上げたことに関しては、 とても素晴らしいことだと思います。 また、登場人物に合わせた楽曲も聴き入ってしまいましたし、鑑賞後に思わず もう一度聴きたくなってしまう程、音楽に関しては魅力的です。 冒頭にも述べましたが、テーマが重いだけに話の構成が薄っぺらくてもったいない。 登場人物の誰か一人でも、問題(悩みやトラウマ)を乗り越えて、次のステップに進む要素があれば、 最後に"感動"出来たのではないでしょうか。
- beatles_fab4
1.0点
あまりのストーリーの薄っぺらさに開始15分くらいで飽き始め、セリフも歌詞で示されるため、早送りで字幕を追って見ました。 「中身が無い」 その一言に尽きます。起こった出来事を、ただ画面上に並べていくだけでは何も伝わってきません。悪い映画の典型とも言える作品です。「ハリーポッター」の監督が撮ったと知って驚きました(ハリーも大したことは無いですが)。 歌も中途半端に古臭くて、なんだか恥ずかしくなってきます。 見なくて良し。