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カーズ (2006)

CARS

監督
ジョン・ラセター
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4.05 / 評価:1,570件

解説

『ファインディング・ニモ』や『Mr.インクレディブル』を手がけたジョン・ラセターが、6年ぶりに監督を務めたフル3Dによる感動物語。“車たちの世界”を舞台に、いつも最速で走り続けていた主人公がふと立ち止まり、人生の意味とは何かをを見出していく。『シャンハイ・ヌーン』のオーウェン・ウィルソンや、大御所のポール・ニューマンらが声を担当する。3Dのリアルな質感とスピード感あふれる映像は必見。ピクサーとディズニーがタッグを組む最後の作品としても話題を呼んでいる。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

真っ赤でピカピカなボディがトレードマークのレース・カー“ライトニング・マックィーン”は、レースでチャンピオンを目指す人気者。ある日ルート66号線沿いにある田舎町“ラジエイター・スプリングス”に立ち寄り、住民たちと触れ合ったことで、自分の人生には何かが失われていたことに気が付く。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

(C) Disney/Pixar
(C) Disney/Pixar

「カーズ」もう少し短くすれば、傑作になったかも

 意外に思われるかもしれないが、ピクサーという会社はCG技術に対しかなり保守的で、ドリームワークス・アニメーションなどライバル会社の遥か後方を走っていた。しかし今回、7年ぶりのジョン・ラセター監督作品とあってか、社のプライドを賭けた懸命の技術的追い上げが見られる。特に光の表現が見事で、朝、日中、夜間など、時間帯による色彩の違いまでリアルに描き分けられ、まるで空気がそこに存在しているかのよう。また背景となるアメリカの雄大な景色は、岩山、森林、路面のアスファルトなど、ディテールの細かさも相まって、キャラクターがいなければほとんど実写にしか見えないだろう。そのキャラクターたちも、最近の塗装、昔の塗装、ラメ入り塗装、ボロボロにサビた車など、微妙な表面質感の違いまで完璧に描かれている。

 しかし2時間もの間、ずっと擬人化された車に感情移入し続けるのは、かなり疲れたというのも正直な感想だ。レースやアメリカの自動車文化の知識がないと分かりにくい描写や、少々クドイと思われる場面もある。最初からディレクターズ・カット版を見せられたような感じで、もう少し短く刈り込んでいったら、傑作になったような気がするのが多少残念だ。(大口孝之)

映画.com(外部リンク)

2006年6月29日 更新

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