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インサイド・マン (2006)

INSIDE MAN

監督
スパイク・リー
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3.41 / 評価:1165件

良心としてのテロはありうるか

  • A/Y さん
  • 2021年9月13日 12時37分
  • 閲覧数 163
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

(1)本当の犯罪者、極悪犯はどちらなのか、という問いを投げかける(やった方か、やられた方か…)。
このクライムサスペンスにおける「犯人」には、良心がある、ようにも思える。

(2)大勢の人が血を流す時というのは金儲けのチャンスで、そうして財をなしたクズ野郎が、戦後随分経っても財界に平然とのさばっているということ。
(3)そういうこと、確かにあるんだろうなぁ、と思う。
この映画の狙いとして、そういう事実をもっと広く世に知らしめる、というところにもあるのかな、と。

(4)そして、そうした話が事実として世に告発されることは難しい。
この映画の中では、そのことを逆手に取った犯罪が起こる。
この告発されることの困難さが、彼らの「犯罪」を隠してもくれるワケである。
(5)とはいえ、ここでの「犯人」たちの主眼もまた、決して、彼ら以上に凶悪な「戦犯」を告発するところにあるワケではなく、人質たちを無傷で帰すといった種の「良心」はあれど、このテロリズム自体を「良心としてのテロ」とまで言ってしまうことはできない。
(6)むしろ、そうした「良心」は、計らずもダイヤモンドを渡された一人の警官の方に引き継がれることが期待されて終わる。

(7)映画にスッキリした「解決」は求めていないのだが、しかしあの女弁護士は別にいなくてよくね?とも思ったし(こういう下らない「弁護士」がこうした界隈にウヨウヨいることも描いておきたかったのだろうか…)、映画冒頭の「独白」にしても、特に効果的とも思えなかったりだし、なんだか、もう一歩…、という感じだった。

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