ここから本文です

インサイド・マン (2006)

INSIDE MAN

監督
スパイク・リー
  • みたいムービー 295
  • みたログ 3,618

3.42 / 評価:1134件

解説

銀行強盗グループと事件解決に向けて奔走する捜査官、そして現場に駆けつけた女性交渉人らの心理戦を描いたサスペンス。監督は『25時』のスパイク・リーが務め、監督とは『マルコムX』以来2度目のタッグを組んだデンゼル・ワシントンが主人公の捜査官にふんする。銀行強盗をクライブ・オーウェン、交渉人をジョディ・フォスターが演じ、ハリウッドを代表する演技派たち豪華キャストの手に汗握る演技合戦が見どころ。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

マンハッタンの銀行で強盗事件が発生し、犯人グループのリーダー、ダルトン(クライブ・オーウェン)は人質を取って銀行に立てこもってしまう。現場に急行した捜査官フレイジャー(デンゼル・ワシントン)は事件発生から7時間経っても行動を起こさない犯人たちに対し、時間稼ぎをしているのではないかとの疑問を抱き始める。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

(C)2006 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.
(C)2006 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.

「インサイド・マン」カラフルなキャラクターが作り上げた“極上のペテン映画”

 スパイク・リー監督はあらゆる取材の際に「『狼たちの午後』のような銀行強盗映画というジャンルにオマージュを捧げたかった」とコメントを寄せている。なるほど、人質たちに1人の死傷者も出ず、金庫から1セントも盗まれない“完全犯罪”は胸をすく痛快さがある。またこうしたジャンルは結末が命だが、(タイトルにのみヒントが隠された)カタルシスいっぱいのラストに、卒倒した!

 よく練られた脚本だ。銀行強盗のリーダーがクライブ・オーウェン、現場の担当警官がデンゼル・ワシントン、犯人側と交渉する弁護士がジョディ・フォスター、襲われる銀行会長がクリストファー・プラマー、と人物配置が見事で、それぞれには(映画史からいただいた)“バックストーリー”が潜んでいるかのように“カラフルな人物”なのだ。例えばワシントンは、ポパイ刑事のようにストローハットをかぶって、盟友スパイクの監督作品だけに快々と演じている。プラマーは近頃の役柄を踏襲し、ただならぬ雰囲気を漂わせている。彼らがラストの衝撃を高めるべく、観客の目をそらそうと“極上のペテン”に加担している!

 R・A・ラフマーンのリズミカルなインド音楽、テレンス・ブランチャードのジャジーなサックスが“極上のハイスト(銀行破り)ムービー”をスリリングにする。相変わらずスパイク・リーは“耳がいい”。(佐藤睦雄)

映画.com(外部リンク)

2006年6月8日 更新

本文はここま>
でです このページの先頭へ