2006年4月8日公開

立喰師列伝

1042006年4月8日公開
立喰師列伝
2.4

/ 123

12%
18%
12%
15%
43%
作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

戦後間もない昭和20年、闇市にたたずむ一軒の立喰い蕎麦屋に謎の男が現れた。この男は「月見の銀二」と呼ばれる伝説の立喰師で、彼の容赦ない「ゴト」に店主は震撼する。時代は変わり、美貌の女立喰師「ケツネコロッケのお銀」や「哭きの犬丸」など多くの立喰師が、ただ一食のために己の全知と全能を賭け飲食店主に挑んでゆく。

シネマトゥデイ(外部リンク)

本編配信

スマートフォンご利用の方はアプリから視聴できます。

作品レビュー(56件)

笑える20.0%コミカル14.3%知的14.3%不思議12.4%楽しい7.6%

  • rol********

    5.0

    他人に勧めるのはNG

    たいへん面白く鑑賞できたので、身の回りの人たちにも勧めてみました。 すると、もれなく全員に拒絶されました。みんな口を揃えて「面白くなかった」と迷惑そうに言っていました。 本当にありがとうございました。

  • ass********

    3.0

    面白くないのに買って毎回観ている

    賛辞と酷評のどちらかしかなく、中間的な反応が少ない映画。出演者リストが面白い。 漫画の「伝染るんです」も世間はこんな反応でした。このときは私は理解できなかった方。 私も最初はレンタルで観て つまらないと思ったのにDVD購入。 毒されているようです。

  • fqu********

    4.0

    大真面目なバカで超一流のインチキ!

    この作品、一言で言えば「大真面目にバカをやった」「超一流のインチキ」です。 民俗学者が書き遺した書物を紐解き、幻の「立喰師」を語るというのがこの作品の基本スタイル。戦後日本史の歴史年表を広げ、そこに架空の人物史を書きこんでいくような感じです。エンタメ作品ですが、解り易い「物語」しか理解できない、と言う人にはオススメしません。 さて、立喰師とは、早い話が無銭飲食犯のこと。 仕事を成功させるため、あらゆる手段を用いる「立喰いのプロ」と言えば聞こえは良いが、ただの無銭飲食。その立喰師と店主との、バカバカしくも壮絶な戦いを外から冷静に眺めるのが我々観客です。本人たちは大マジメでも、傍から見ていると面白い、というような状況ってありますよね?ソレです。 序盤では、終戦直後から60年代安保の時代を舞台に、立喰師の存在と理念の解説を。 中盤では、80年代前半のファストフード店を舞台に、解り易いエンターテイメントを。 終盤では、「失われた10年」に向かい始めた頃を舞台に、消え行く立喰師たちの姿を幻のごとく描き、戦後日本と共にあった彼らを伝説として昇華させる・・・。 21世紀に入り10年以上経った今、立喰師たちはどこで何をしているんでしょうか?まだ存在しているのでしょうか?何を喰ってるんでしょうか? さて、演出方法を見てみると、とにもかくにも劇中のエピソードのインチキ臭いこと。歴史的事実をもインチキ臭く描くことで、逆に立喰師の存在が現実的に見えるようになっています。現実と虚構をごちゃまぜにして、その境界を曖昧にし、無いものを有ると思わせ、有るはずのものを疑わしくしています。そういうカラクリ。 また、各所に毒を含んだパロディが多数登場し、苦笑いし、爆笑し、唖然とします。映像表現も斬新。パタパタアニメというか、割り箸人形劇というか、ありそうでなかった映像です。 劇中には個性豊かな立喰師、さらにはそれと対決する人達がたくさん登場しています。あの人が好き、というお気に入りの人物ができるかも。私は牛丼屋、ハンバーガー店の神山店長が好きです。 ちなみに、劇中のキャストは本職の役者の他、アニメ、漫画、映画業界の関係者が多数出演しています。スタジオジブリの名物プロデューサー、押井監督の弟子ともいえる監督、押井作品に楽曲を提供し続けてきた音楽家、有名漫画家など。よくもまぁ、こんなバカバカしい作品に出てくれたものです。 この作品、はっきり言って子供が見ても理解不能です。また、政治・経済・歴史・文化に対する興味も教養も無い人が見ても楽しめないでしょう。「ニュースは見ないし、新聞も読まないし、歴史は嫌いだし・・・安保闘争って何?」という人にはオススメしません。あの歴史的事件や出来事の裏に、こんな怪しげな連中が暗躍(?)していたなんて・・・と想像して楽しむ作品ですから、そもそも、その歴史的事件を知らなければ楽しめませんね。 押井監督は自作で度々立喰師を描いています。テレビアニメの「うる星やつら」、実写映画の「紅い眼鏡」などに登場。また、同名小説の「立喰師列伝」の執筆や、立喰師が登場する漫画の「ケルベロス×立喰師 腹腹時計の少女」の原作も手掛けています。各種押井作品を見ると、必ずと言ってよいほど食事シーンがあることに気がつくでしょう。監督、どんだけ食い意地がはってるんでしょうか。 ということで、本作は超絶で第一級の怪作です。しかし、それこそが魅力であり唯一無二の存在です!

  • Yahoo! JAPAN

    3.0

    押井監督のライフワーク

    セリフが難解で集中して聴いていないと理解できなくなります(それでもよくわからないところは多々ありますが)。そういう点では「イノセンス」と似ているかもしれませんが、あちらの方が刑事物ということでまだ物語に入りやすいです。 押井監督のライフワークということで気合を入れてつくってるということは伝わります。暗い質感の映像は押井監督ならではで美しいです。「イノセンス」と同じように何度か観るうちに味わいが増す種類の作品だと思います。

  • oak********

    4.0

    素晴らしい講談

     言葉の使い方と流れが大変素晴らしく、これは近代的講談で、したがって絵はあの程度でよい。たかだか茶を飲むことを「茶道」にする連中がいるわけだから、「立ち食い」の薀蓄を極め、歴史を語ることは当然可能であり、それに成功している。バカバカしいことを尤もらしく行い、語るのが、人生であり、その集合としての歴史だと言っているようにも思われる。同じ日に観た「やわらかい生活」があまりにも稚拙で、不快な作品であっただけに本作には味わい深いものがあった。

スタッフ・キャスト

人名を選択するとYahoo!検索に移動します。


吉祥寺怪人月見の銀二
兵藤まこケツネコロッケのお銀
石川光久哭きの犬丸
川井憲次ハンバーガーの哲
河森正治中辛のサブ
樋口真嗣牛丼の牛五郎
寺田克也フランクフルトの辰
鈴木敏夫冷やしタヌキの政
品田冬樹品田徳満
神山健治店長・神山

基本情報


タイトル
立喰師列伝

上映時間

製作国
日本

製作年度

公開日