あらすじ・解説
第1次世界大戦下、フランス北部の最前線デルソーで、敵対するフランス・スコットランド連合軍とドイツ軍兵士たちはクリスマスを迎えることになった。そんな中、ソプラノ歌手アナ(ダイアン・クルーガー)と彼女の夫でドイツ軍兵士のテノール歌手ニコラウス(ベンノ・フユルマン)は、塹壕で聖歌を披露するのだが……。
シネマトゥデイ(外部リンク)
作品レビュー(109件)
- JUNJUN
5.0点
音楽の力ってすごいなって、改めて認識させられました。 そして、やっぱり人間って良いなとも。
- fiv********
5.0点
これほど美しく感動する戦争映画は初めて観た。 だからと言って戦争を美化する作品ではない。 むしろ、戦争は愚かで不条理なものである事を訴えた映画である。 第一次世界大戦中のフランス北部。 フランスとスコットランド連合軍とドイツ軍の最前線でクリスマスイブに起こった奇跡の実話をもとに描かれている。 事と始まりは、互いの塹壕で対峙して迎えたイヴの夜、スコットランド兵がバグパイプの伴奏でキャロルを歌出した。 それを聴いたオペラ歌手のドイツ兵が「きよしこの夜」を歌い出す。 呼応するように敵の塹壕から「きよしこの夜」のバグパイプでの伴奏が流れ出す。 これと同じようなシーンを思い出した人も多いと思う。 そう「ビルマの竪琴」の埴生の宿。 戦場に流れる静かなメロディーは、渇いた戦士が一瞬にして人間の心を取り戻すのに余りあるのは万国共通。 そのあと、戦場の兵士たちはどうしたのか。 感動で胸がいっぱいになるくらい素晴らしい作品であった。
- arl********
3.0点
いい話でしたね。 邦題はバッハの「G線上のアリア」をモジったものだと思う。
- ホラーに甘く、邦画に厳しく!
4.0点
音楽の力は凄いですね。 一夜限りですが、誰もが敵対感情、損益関係無しにただ楽しむ。 簡単そうですが実は難しい事が起きる奇跡の一夜の物語。 昔の映画ではありますが現代にも通じる重要な事を問いかけてくれます。 良作です。
- al2********
4.0点
舞台は第一次大戦中のフランス北部 英、独、仏軍が泥沼の戦闘を繰り返してるさなかいつしかクリスマスイブを迎える・・ 実際に起こったとされる話を基に脚色を加えて制作された感動と反戦のドラマ。 3か国の出演者それぞれ真摯な演技で素晴らしく印象に残りました。 戦争の意味とむなしさがシンプルに描かれていてよかった。 「戦場のアリア」という邦題も秀逸です
スタッフ・キャスト
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