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マッチポイント
2006年8月19日公開

マッチポイント

MATCH POINT

PG121242006年8月19日公開

りゃんひさ

4.0

ウディ・アレンのアイロニーが全開の映画。

ウディ・アレンのアイロニー(皮肉)が全開の映画。前作『メリンダとメリンダ』でニューヨークを舞台にして堂々巡りに陥ってしまたウディがロンドンを舞台にアイロニーをテーマにサスペンス風味で撮り上げた一編。近作はぬるま湯のようなコメディ、もしくは型に嵌ったコメディが多かったが、今回は『ブロードウェイと銃弾』や『重罪と軽罪』を思わせる作品に仕上げた。ストーリー的にはニューヨークが舞台でも良かったのでは、と思わせなくもないし、音楽の使い方もジャズがオペラに変わっただけのようだけれど、カメラが落ち着いた構図でピリッと締まった。演出的には、一点BGMを大きく流して状況をゴマカしているところを除けば、グッド。演技陣では、スカーレット・ヨハンソンが意外とセクシーに見えず良くなく、フィアンセ役のエミリー・モーティマーが役得。もしかしたらウディはこちらの方がお好みなのかも。

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