放郷物語 THROES OUT MY HOMETOWN
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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(8件)


  • dav********

    4.0

    ネタバレ一歩踏み出す人の上に 桜は舞い散る

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • pea********

    4.0

    風と光と花吹雪

    高校卒業後、都会へ旅立つまでの生活を描いた物語。 90分ほどの短い作品だ。 主人公の花井愛子を演じるのは徳永えり。 この人は純朴な感じの似合う女優さんですね。 その愛子と仲の良い椎名芽里を演じたのが安藤希。 この人は「さくや妖怪伝」で知って以来、気になっています。 この映画の中ではけだる~い感じの椎名をはまり役で演じています。 今まで住んでいた土地を離れるに際し、胸につかえていたわだかまりに区切りをつけ成長していく愛子。 そんな彼女の心模様が、美しい風や光とともに描かれます。 この自然の撮り方がとっても素敵です。 こんなふうに風を感じたい! こんなふうに光を感じてみたい! こんなふうに花吹雪に包まれていたい! そんなふうにいつか心に描いていた風景が映画の中で再現されます。 自然に対しそんな感覚を持っている人なら共感できるんじゃないかな。 感覚に訴える映画ですね。 二人のストーリー以外にもちょっとしたサブストーリーが入ってくる。 この辺はもうちょっと膨らませても良かったと思うんだけどなぁ。 前半は、日常を淡々と描いている(なんせ引越しの準備をするだけですから…)ので退屈でしたが、それがかえってラストを盛り上げる演出になっていました。 旅立ちの季節「春」にオススメの一本です!

  • ato********

    4.0

    ゆるいかんじですが

    全体にゆるい感じで話が進んでいきますが、そのユルさが後半一気に花開く感じです。前半で眠っちゃうと後半の感動シーンを味わえないので注意。飯塚監督は前回もサマーヌードで群像劇を撮っているが今回の方が感情移入しやすい作品に成っている。

  • sbe********

    2.0

    微妙にジャケ写詐欺

    ジャケ写のふたりも軸なんだけど軸のひとつ。 青春映画じゃありません。 とある田舎町ですれ違う人々の群像劇です。 高校を卒業したドリカム編成の三角関係。 長く離れて暮らした娘の町に越してくる中年男。 冷えた夫婦。 夢を諦めたミュージシャン。 マラミュート二匹を犬ぞりみたくしてチャリで走るホームレス。 セリフはかなり少なめ。 演者の表情や画面に写りこむ情報を元に鑑賞者の想像力 で補完させる系の映画です。ゆる系。ほんのり系。 やりたいことはわかるし、その方向は嫌いじゃない、 つーか、すごい好き。 ウインターボトムの『ひかりのまち』みたいなのをやりたかったのかな。 長回しで演出もリアル系で山下敦弘フリークの自分には 興味深かったんだけど最後ナニ?あれ。 いきなりPVかCMみたくなっちゃってるじゃんか。 この作品も腰の据わりが足りない気がする。 結局ニヒリズムに堕しただけの作品を私は評価しません。 だっていやでもここで生きてきゃなんない私たちはこの 世界を肯定するしかないから。しなきゃやってらんないから。 でも映画でもなんでも評価されるべきはその「肯定」に 行き着く過程であってその肯定そのものをそのまままるっと 表現すればよいわけじゃないと思う。 逆に言うならニヒリズムを装った、もしくは経由した 「肯定」の方が観る者に届くことだってある。 だから個々のエピソードをくるりと輪を描くように 解決へ導くこと自体はいいとしても要求されるのは その匙加減。ちょっとご都合主義的なところがある なぁと思っていたところへ最後、あまりにもど正直な 記号(:春→再生)を陳腐としか思えないやり方で持って すべてを強引に結びつけようとするのはやっぱり都合よすぎ。 それまでのリアルな演出が台無しじゃん。 「どん底のなかのかすかな希望」を『赤い文化住宅の初子』 で描こうとしながらそれをセリフで説明してしまったタナダユキ と好対照といってしまっては皮肉がすぎるだろうか。 監督さんは投げっぱなし映画の極北wミヒャエル・ハケネの作品を 見るべし。もっと覚悟を決めるべし。 (まぁごちゃごちゃうざいこというのも惜しいなーと思うからこそ なんでお許しを。) でもあれだねぇ、小林且弥が出るとやっぱ締まるねぇ。 もっと評価されるべき役者さんだと思います。

  • tun********

    5.0

    久々に良し!!

    ふらっと、入ったところ、ポスターのイメージからダラダラしてる映画かと思っていた。、、、が、内容は違っていて、良い意味で期待を裏切られた。 ネタばれするといけないので、深くは書きませんが、それぞれの登場人物の心情が伝わってきて、バスの運転手のところでは、うかつにも思わず涙してしまった。 主役の二人も、作品の中で成長していっている感じがして◎  「映画通だな」と思ってもらえるような作品で、カップルで見ても良いかも。 余談だが、劇場(渋谷のユーロスペース。)もきれいな所で落ち着いて見ることができた。

  • kiy********

    5.0

    ぜひぜひ、観てほしいッ!!

    この作品が公開されているユーロスペースでは、お隣で「運命じゃない人」の受賞後凱旋上映が行われていました。 奇しくも、本作も群像劇。「運命じゃない人」のケレン味たっぷりのエンタテインメントとは真逆で、“静かな草原の風”のような映画ですが、なかなかどうして、しっかり魅せてくれます。 監督の飯塚健さんは、まだ27歳の若手ながら、抑制の効いた演出で同じ町で暮す人々の心の旅立ち(成長)=放郷(故郷から旅立つという意の監督の造語らしいです)をさりげなく交錯させながら描いていきます。 まだ高校生で初主演の徳永えりちゃんの瑞々しい演技と、安藤希ちゃんのどこかアンニュイで惚けた掛け合いは観ていて笑みが溢れます。 大人の物語は、金子昇、奥貫薫、西岡徳馬、山田辰夫、田山涼成と映画にテレビに活躍する個性派演技陣が、これも各自出過ぎずに演じているのがまた好感。 ラスト近くに流れる矢野真紀さんの「夜曲」が心に滑り込んできて、心地よい感動が残りました。 春の夜、心地よい余韻に浸りながら、渋谷の町を歩くのに最適な一本だと思います。 ただ、レイトショーに適した題材かどうかが疑問で、どうしても客足が伸びないようです。 こういう映画、もっともっと観てもらいたいな!!!

  • nar********

    3.0

    しっとりと、さらっと・・・

    した作品です。ラーメンではなくそうめんです。矛盾点がないので、そこはすごく評価できます。が、持ち前のストーリー展開が、ややありきたりなのが、残念です。十分内容はある映画なのですが、課題は観客に観る気を起こさせることができるかどうか、といったところでしょうか。その点はいささか問題ありです。ですので、3点にしました。監督さんが早くメジャーになって日本映画界を引っ張っていってくれることに期待したいです。

  • hww********

    4.0

    映画を観まくっている人には、たまにはこういう心理描写の映画もいいと思うが、それ以外の人には「どこがおもしろいの?」ってなるかも。 大学進学で故郷を離れる主人公の心情が繊細でいじらしく、とても良かった。。別れの心揺らぐ感じを、徳永えりが上手く表現している。ドラマなどで生徒の一人とかが多い彼女が初めて主役を務めている。こんないい女優が埋もれていたとは驚きです。安藤希、まだ制服役がイケテますねー。

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