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太陽に恋して (2000)

IM JULI./IN JULY

監督
ファティ・アキン
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4.35 / 評価:51件

粗削りでアイデア満載の青春ロードムービー

  • ポルティ さん
  • 2018年10月13日 8時05分
  • 閲覧数 186
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

今や国際的地位を確立しているファティ・アキン監督27歳当時の長編デビュー作。ここでのレビューがやたらに評価が高く、未見だった自分としては期待したのだが、正直それほどのものでもなかった。
内容としては、才能を秘めた若い監督にありがちな「あれもやりたい、これもやりたい」という満載のアイデアを全部詰め込み、まだ粗削りな演出力を若い感性の勢いで乗り切ったといった印象だが、デビュー作としては悪くない。
ハンブルグ~イスタンブールまでの陸路の旅というプロットが良い。それはトルコ系ドイツ人である監督自らのルーツを遡る旅でもあり、東西文明の交流の歴史をたどる道程でもある。同じように、自らの出自であるロマ(ジプシー)にこだわったテーマの多いトニー・ガトリフ(ビロル・ユーネル繋がりではないが)やエミール・クストリッツァ(ブランカ・カティッチ繋がりではないが)の作品が醸し出す同じ「匂い」をどことなく感じるが、これも異文化の中で混ざり合ったルーツを持った監督たちが共有する空気感ゆえかもしれない。
全くとんちんかんな邦題のセンスは最悪で、これは日本の映画会社の重罪だ。
青春映画、ラブストーリー、ロードムービーが好きなら観て損はないと思う。

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