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アンジェラ (2005)

ANGEL-A

監督
リュック・ベッソン
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3.54 / 評価:435件

解説

リュック・ベッソンが約6年ぶりに監督を務めた壮大なラブストーリー。人生を諦めかけた男が、ある不思議な美女に出会ったことで、愛と人生について再認識していく物語。主演はフランスの人気コメディアンのジャメル・ドゥブースと、彼を魅了する謎の美女アンジェラにスーパーモデルのリー・ラスムッセンがふんする。全編白黒で撮影された映像が、パリの町並みをより美しく幻想的に描き出している。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

アレクサンドル三世橋からセーヌ河の見下ろす男アンドレ(ジャメル・ドゥブース)は、身投げをして何もかも終わりにしようとしていた。そこへ透けるような白い肌と神々しく輝く金色の髪、さらには滑らかな曲線を描く肢体を持つ謎の美女アンジェラ(リー・ラスムッセン)が現れ、彼よりも先に河へ飛び込んでしまうが……。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

(C)2005 - EUROPACORP - TF1 FILMS PRODUCTION - APIPOULAI PROD
(C)2005 - EUROPACORP - TF1 FILMS PRODUCTION - APIPOULAI PROD

「アンジェラ」謎の女がダメ男の運命を好転させるおとぎ話

 セーヌ川にかかる金ピカ(「最後の戦い」同様、モノクロ映画だが)のアレキサンドル3世橋から身を投げた主人公の上に、美女が落下してくる! およそありえないシチュエーションだが、“ボーイ・ミーツ・ガール”の重要なプロットに、「フィフス・エレメント」と同じ“落下”をもってくるとはリュック・ベッソン監督らしい。アンジェラ(angel-a )という女の名前がミソで、彼女がダメ男の運命を好転させていく、というおとぎ話だ。

 演じたリー・ラスムッセンはモデル系の長身でブロンドの美女。ミラ・ジョボビッチと同じ線を行くベッソン好みの女性である点が笑える。ロメール監督作品「獅子座」の主人公を彷彿させる不幸なダメ男を「アメリ」の八百屋役ジャメル・ドゥブーズが演じている。彼の右手はポケットに入ったままで、例えばエッフェル塔の上などで、それを逆手にとって笑いを取るぐらいの話術がほしかった。

 全体に台詞が過剰で冗漫。コントとしては楽しめるが映画的快楽がまったくないのが惜しい。また、「ニキータ」や「レオン」のように肝心の女性キャラに対してあまり感情移入できないのだ。“天使”のような女である以上、もっと“奇跡”を見たかったか。ベッソンらしい夢想の女には描かれているけれど。(佐藤睦雄)

映画.com(外部リンク)

2006年5月12日 更新

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