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トンマッコルへようこそ
2006年10月28日公開

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WELCOME TO DONGMAKGOL

1322006年10月28日公開

えれな

1.0

苦笑いすら出ず真顔

「自己陶酔」「命を軽く扱っている」「反米映画」「戦争映画として最悪」と評している方々がたくさんいらっしゃいますがその通りだと思います。 観るに値しません。薄っぺらい映画です。 綺麗事のオンパレード、全ての人物に深みがない。 特にあの少女を演じていた方、ああいった演技は本当に嫌いです。わざとらしすぎる。あれでは本当にただのバカです。障害を持った方を馬鹿にしているのでしょうか?あんなにハキハキ喋りますか?理解力がないのならもっとどもったりキョロキョロしたりするはずです。可愛く見せようとしているだけにしか見えません。 これを観る前日に北朝鮮スパイものの「レッドファミリー」を観たのですが、南北の確執は私達の想像より遥かに深く深刻なものだと考えさせられました。 「絶対に祖国を裏切れない」 「祖国にいる家族を守るため、冷徹に指示を遂行し、南の生活に憧れることなど絶対にあってはならない」 と人間的感情を全て押し殺し殺人を繰り返している北朝鮮スパイ達を観て、心を揺さぶられました。 それに比べてこの人達はどうでしょう。 現状に絶望して全てがどうでもよくなって目の前のことしか見えていないのでしょうか? それにしても祖国への忠誠心、敵国への警戒心や嫌悪感が無さすぎるような気がします。 簡単に仲良くなって、目の前ののどかな村に簡単に憧れ、簡単に楽しんで、簡単に祖国を裏切れるほど団結してしまう。もっと心の葛藤や、祖国を裏切ってまで村人を守る理由付けなどを丁寧に描写して欲しかったです。 それ次第でもっと重厚な映画になったはずです。 これではただの自己陶酔と言われても仕方がありません。村への薄っぺらい憧れのみで、ここまでの行動をしているわけですから。 ちなみに嫌韓のオタクではありません。 韓国文化も人並みに好きなただの映画好きです。 こういった薄っぺらい映画と、それで感動してしまう人々がいなくなりますよう願っています。 リアリティのないファンタジーな友情ものを撮りたいのなら、軽々しく戦争を扱わないで下さい。

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