あらすじ・解説
オレゴン州の郊外住宅地に住むジャスティン(ルー・テイラー・プッチ)は、親指を吸う癖を治せず悩んでいた。そんな彼のことを案じた風変わりな歯科医ペリー(キアヌ・リーヴス)は、催眠術で彼の癖を治そうとする。しかし、事態はますます悪化。挙動不審に陥ったジャスティンは注意欠陥多動性障害と診断され、抗うつ剤を服用し始める。
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予告編・動画
作品レビュー(75件)
- 榎本貴子
5.0点
ネタバレ私の経験と重なった
このレビューにはネタバレが含まれています。 - 一人旅
4.0点
第55回ベルリン国際映画祭銀熊賞。 マイク・ミルズ監督作。 指しゃぶりの癖が抜けない少年の日常と成長を描いた青春ドラマ。 ウォルター・キルンによる1999年発表の同名小説を『20センチュリー・ウーマン』のマイク・ミルズ監督が映像化した青春ドラマの佳作。親指をしゃぶる癖が抜けない17歳の男子高生:ジャスティンを主人公にして、対照的性格の両親との微妙な親子関係や同級生の女の子とのほろ苦い恋の顛末、そして新たな人生への旅立ちまでを描いたもの。 周囲の大人にADHDと勝手に診断され薬物療法を始めた主人公が意外な分野で才能を開花させてゆく様子をユーモラスに眺めつつ、薬物によって“矯正された自己”をやがて脱却し、指をしゃぶる=“ありのままの自己”を肯定的に受け入れてゆくまでの過程を繊細な心理描写で軽やかに綴っています。 他者の意思に左右されない―“自分が自分らしく生きる”ことの大切さを謳い上げた青春賛歌で、主演のルー・テイラー・プッチを始め、両親を演じたティルダ・スウィントン&ヴィンセント・ドノフリオ、さらには一風変わった歯科医(兼催眠術師)を演じたキアヌ・リーヴスら実力派の好演が光ります。
- ささみ
2.0点
このレビューにはネタバレが含まれています。 - yap********
3.0点
悪くないんだけど、何か足りない作品。主人公がそれぞれの出演者に人生を考えさせられ変化していく姿をよく見て取れたように思える。キアヌーはよかったね。
- yah********
3.0点
依存症を受け入れることに関心があるのでお母さんの言葉に聞き入りました 観てよかったです ただ同じく依存症を扱う作品としては『セックスクラブ』のほうがおもしろいなと
スタッフ・キャスト
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受賞歴
ベルリン国際映画祭第55回