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ハード キャンディ
2006年8月5日公開

ハード キャンディ

HARD CANDY

1032006年8月5日公開

chi********

4.0

ネタバレ少女の復讐劇

ジェフ:・・見てただけだ。・・殺したのは奴だ。     俺は殺してない。名前を教える。 少女 :聞く必要ない。名前は知ってる、そいつの。     おかしいわね、「アーロン」も自殺する前に     同じ事を言ってた。 という2人の会話から、 ・ドナマウアー?が、失踪ではなく、殺害されていると  ジェフが知っているので、殺害に関与したことは確定。 ・少女は共犯者の名前(アーロン)を知っていた。 ・アーロンが、自殺していることを知っていた。 ・アーロンが、殺したのは相棒だと言っていた。 以上のことから、おそらく 少女はアーロンからジェフの名前を聞いていた。 アーロンも同様の手口で、少女が、自殺に追い込んだ。 少女とドナマウアーとの関係は、明示されないが、 写真を見ただけで、ジェフより先に名前が出ている事から 友人か、姉妹の可能性が高い。 TV等で見ても、写真を見ただけで名前は普通、出ない。 つまり、少女は、親友か姉妹のドナマウアーを殺害され 犯人の1人であるアーロンを突き止め、自殺に追い込んだ。 その際に、アーロンからジェフという男が殺害したのだと 聞かされていた。 最初から、ジェフがペドであり、 ドナの殺害に、関与していることを確信していた。 写真を撮ろうとして、アーロンに止められたと 告白しているジェフに同情の余地はない。 脚本家は、これで十分、伝わるだろうと思ったのだろうが せっかくジェフが、ドナとの関係を訊いているのだから 抽象的な物言いはせず、親友とか、妹とかハッキリ言えば スッキリするのに。  ジェフが一見、善良そうだし、残虐な一面も描かない。 多くの男性視聴者は、ジェフ視点だろうから ラブロマンスを期待して見ていたら、いきなり拷問に?? え? 最後は自殺? なんで? てな感じになる。 まだ幼い少女の復讐劇だと理解した上で、 最初から見直せば、ラストにもカタルシスを感じるが、 あんな追い込み方で、自殺するはずないし。 約束を守るなんて、ジェフが信じるはずがないし。 途中、あまりにもジェフが間抜け過ぎて、イライラするし。 去勢シーンばかり、際立たせるのも、男性の反感を買うだけ。 曖昧な映画になっているのは、 純粋に反ペドに主眼がないために、 技巧に走り過ぎているからのように感じた。 真摯に脚本を書いていれば、別物になっていたかも。 白夜行などを読むと、ペドがいかに残酷か分かる。

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