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カサノバ (2005)

CASANOVA

監督
ラッセ・ハルストレム
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3.52 / 評価:136件

「女たらし」の代名詞で有名なのは男の嫉妬

  • hoshi595 さん
  • 2019年12月11日 3時37分
  • 閲覧数 265
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

「カサノバ」と聞くと印象が悪いのは、「女たらし」という不名誉な称号が定着しているからに他ならない。1725年生まれの実在の人物が、これほど有名になったのは自伝「我が生涯の物語」によるところが多い。その中で1000人以上の女性との遍歴が綴られているからだ。

物語は、そんなカサノヴァの女性遍歴を描いているわけではなく、「サイダーハウスルール」や「シッピングニュース」を手がけたラッセル・ハルストレム監督が楽しいロマンティック・コメディに仕上げている。主役は、「ブロークバック・マウンテン」や「ダークナイト」の演技が光るヒース・レジャー。

ヴェネチアを舞台に当時のきらびやかな衣装が映え、映像を追うだけでも楽しめる。ヒロイン役は「ファクトリー・ガール」で主演を務めたシエナ・ミラーで、女性の地位を高めるべく活動する”女性戦士”的役割を好演。その母親役は、「ナインスゲート」やTVシリーズ「エイリアス」のイリーナ役で知られるレナ・オリンで現ラッセル・ハルストレム監督夫人。他にも「戦慄の絆」での二役が見事なジェレミー・アイアンズ、「三銃士」など準主役級の活躍が多いオリヴァー・プラットなど多彩な顔ぶれが揃っている。

しかし、本作品では二人の女優の演技が光っている。

一人目は、冒頭でカサンヴァと愛し合う役を演じているローレン・コーエン。
TVシリーズ「スーパーナチュラル」のベラ・タルボット役と言えば、思い出す人も多いはず。その後も「ヴァンパイア・ダイアリーズ」のローズ役や「ウォーキング・デッド」のマギー役などで活躍を続けている。何しろ、きらきらと光る眼が印象的で、内に秘めたパワーの大きさを感じさせる点では秀でている。

二人目は、本作品がデビュー作のナタリー・ドーマー。
TVドラマ「ゲーム・オブ・スローン」のマジェリー・タイレル役で大ブレークの彼女が、ここではカサノヴァの婚約者役で登場するのだが、彼女も一度見たら忘れられない程印象が強く、存在感をアピールしている。淑女の気品と妖艶な魔性の女の両面が同居しているような役は彼女の得意技で、ここでも本領発揮である。

それやこれやで、色情狂のカサノヴァとはほど遠く、紳士的なカサノヴァが強調されているので老若男女楽しめる作品ではあります。しかしながら、男の立場から言えば、これほどモテる男には少なからず嫉妬します。それでも女性に恨まれないのは誠心誠意”女性”を愛しているからでしょうか?見習う点も多いようです。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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