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劇場版ポケットモンスター/アドバンスジェネレーション ポケモンレンジャーと蒼海(うみ)の王子マナフィ

sak********

5.0

ネタバレ子離れ

 3年以上前に初めて子供と映画館で観たポケモン作品で、その後は毎年見に行っていますが、個人的には今まで観た作品の中では最高だと思っています。  理由の1つ目は、自然に面白い(笑える)こと。冒頭のロケット団の3人の心と体が入れ替わってしまうシーンは単純だけど笑えるし、ファントムは悪役だけど憎めない存在となっていて、自然に笑いを誘います。  2つ目は、終盤のサトシの活躍かな。壊れていく海の神殿を守るために、一人で(ピカチュウたちも安全な場所に避難させて)頑張る姿は、思わず応援したくなります。そして最後まで諦めずにやり遂げる。最後の柱(?)をセットした時の表情がいいです。  そして何よりも、ハルカとマナフィーとの関係。ハルカを自分の母親のように慕うマナフィーと、マナフィーを自分の子供のように可愛がるハルカ。行方不明になったマナフィーを探しているハルカの表情は子供を心配している親そのものだったし、見つかった時の安どの表情も、小さな子供を持つ親としては共感できます。  しかし、マナフィーは海の王子として自立しなければならず、そのことを知ったハルカの葛藤、哀しみ、悩み。ラストシーンのハルカとマナフィーが別れた後、マサトから「お姉ちゃん、平気なの?」と聞かれて「平気じゃあないけど、もう、大丈夫よ」と答えるシーン(すみません、セリフは不正確かもしれません!)は、子供の成長を喜ぶとともに子供が離れていってしまう寂しさ…子離れの気持ちをよく表していると思います。  まぁ、子供の側からみると、そこまではわからないかもしれませんが、子供にとってもこの映画は面白かったようです。

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