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UDON
2006年8月26日公開

UDON

1342006年8月26日公開

花京院わしほー

1.0

ネタバレ最後のセリフがキャプテンうどん

NYでコメディアンになる夢を持つ主人公(ユースケ)が、挫折して地元のタウン誌に就職する。そこで偶然出会った美人ライター(小西)と幼馴染(トータス)とで、うどんブームを巻き起こす。また主人公の父親の製麵所社長が主人公の借金を肩代わりして突然死して、姉と義理兄が跡を継ぐ、ブームは去り、タウン誌はフリーペーパーに取って代わられて、主人公はNYへ、美人ライターは念願の作家に幼馴染は両親の跡を継ぎ農家になりますが、うどんは、主人公の地元のソウルフードで一過性のものではなく普遍的なものだと再認識するというのがあらすじです。最後に美人ライターが主人公を追ってNYに行きます。結ばれるのかと思ったら「キャプテンうどん」と意味不明な言葉が出てきます。そこでエンディングです。 都会で成功を見て挫折する主人公、本当の仕事がしたい美人ライター、長男なので農家の跡取りを運命付けられている幼馴染、義父のうどん造りに心底ほれ込む主人公の義理兄と夫(小日向)と弟を想う優しい女神の様な姉(鈴木京香)、不器用だけど頑固一徹な父と、人間ドラマを盛り込みすぎで、それぞれのストーリーが薄くなりました。また要潤や編集長、副編集長は正直いらないキャラクターだと思います(朝の連続テレビ小説なら重要なのですが、映画の様な限られた時間でドラマをつくるとなるとどうでも良くなるキャラです。) ドキュメンタリーを挟んだり、ブームによる弊害など素晴しい部分がありましたが、「キャプテンうどん」の伏線や父親が幽霊で出てくるシーンなど陳腐過ぎる点がクソ映画にしてしまっていると思います。 この映画は編集でどうにでもなると思いますので完全版を作ってもらいたいです。 【父親について】主人公が帰国する前に既に死んでいて、借金を返済してくれていた。 【義理兄・姉について】回想シーンで義理兄が営業マン時代に父親の仕事に打ち込む真摯な姿と学校給食で子供達に父親のうどんの味が支持されていたシーンを入れる。 【編集長・副編集長・要】編集長がそれとなく出てきて、副編集長と要のシーンはカットしても話しの筋は変わりません。 【NYのシーン】 主人公のあまりにも寒すぎるシーンは見ていて痛かったの完全にカット。オープニングとエンディングが映画では一番重要なのにこの映画の陳腐さはNYのシーンが一番だと思います。 【エンディング】 これは完全差し替え、主人公が義理兄と姉が実家を継いで経営に軌道に乗ったので、このうどんブームの勢いをNYにと、主人公がNYでうどんの屋台をはじめます。そして、東京で成功した美人ライターが、彼の評判を聞き、食べに行って「世界中のどこで食べてもうどんはやっぱり美味しい」でエンドロールを迎えます。 これくらい直さないと星4つは無理だと思います。5つを目指すなら純粋に主人公を要潤にした方がいいです。当時アラフォーのユースケやどう考えても50近い鈴木・小日向(このコンビの夫婦は何回見たか・・・)がまだ子供が産まれる前の夫婦やるのには無理があります。ドキュメンタリーを挟むならそういった点も考慮するべきだったと思います。

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