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colors カラーズ (2006)

監督
柿本ケンサク
  • みたいムービー 25
  • みたログ 37

3.14 / 評価:7件

俺は、大好きです。

  • dai***** さん
  • 2008年11月10日 13時57分
  • 閲覧数 493
  • 役立ち度 5
    • 総合評価
    • ★★★★★

おそらくこの映画が、今一番好きな映画ですね。少し前までは「タイヨウのうた」(小泉徳宏監督)が一番好きだったのですが、映画を勉強し始めるとこの映画の面白さがじわじわとわかってきました。

まず面白いのは、もちろん何といってもストーリーですね。失ったものの大事さに失ってから気がつく。このテーマは僕が一番好きなテーマのひとつです。なのでこの映画はかなり僕の好みに合っていました。そしてこの映画の良いところは、登場人物が自分の過ちに気がつき、それをやり直せるというところですね。現実世界では失って気づいてから同じところをやり直せるというのはありえないですが、この映画はこれで良いんです。パラレルワールド的な感じもするかもしれないですが、映画ですから。みんなハッピー。それが大切。

ある日、突然謎の箱の中に閉じ込められてしまう。結局はそこが登場人物たちの精神世界なのだが、そのアイデアがまず面白いと思う。見ている側には最初そこがどんなところなのか分からず話が進み、登場人物たちとその世界の謎を知ってゆく。そのアイデアと構成に、僕は映画の世界にグングン引きこまれてしまうようでした。

キャラクターも皆それぞれが魅力的で、特徴があって、一生懸命生きていて、配役も完璧だと思います。9人ものキャラクターを、見事に演出しきっているようでした。

そしてこの映画の雰囲気を最大限に引き出しているのが、なんといっても映像によるところが大きいと思います。すごく斬新で、他の映画では見たこともないような映像になっています。映画の半分以上を占める箱の中のシーンの背景が、何かの色一色しかないのです。その背景に加え、箱のシーンではほとんどがバストショット以上でしか人を移さないのです。引き画がほとんど(まったく)無く、ひとつの画面に二人以上が移ることもほとんどありません。さらに、おそらくシフトレンズ(アオリレンズ?)という特殊なレンズを使ってフォーカスをいじり、独特な世界観を演出している。それによって顔の一部にはフォーカスが合っているのに、別の部分にはフォーカスがきていない、というような映像が出来上がる。このような特殊で斬新な画が、この精神世界の世界観を最大限に表現しています。すごく斬新でした。

この映画ほど、タボコが吸いたくなる映画もなかなか無いでしょう。世界観・ストーリー・キャスト・キャラクター・画・音楽など、どの要素をとっても素晴らしい映画だと思います。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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