あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
本編配信
スマートフォンご利用の方はアプリから視聴できます。
作品レビュー(42件)
- kak********
2.0点
どんな役でもこなすニコラス・ケイジがお天気キャスターになった映画。 さぞかし奇想天外な天気予報で大活躍と思ったのだが結果は”ダメ男”の物語で期待は裏切られた。 物語は、お天気キャスターで有名な男が、私生活では妻と別居したり、子供達と意思の疎通が上手くいかなかったりと、良くあるダメ男が描かれて行く。結局、自分への不満が爆発して夫婦げんかをしたり、きたない言葉で罵ったりするのだが、それが家庭に与える影響は大きい。 共演は、「ハリー・パーマー」シリーズや、「探偵スルース」で知られる大御所マイケル・ケイン、「アメリカン・スプレンダー」でポール・ジアマッティと共演したホープ・デイヴィス、そして、「アバウト・ア・ボーイ」でヒュー・ジャックマンと共演したニコラス・ホルトなど。 結局、テーマを突き詰めていくと「家庭とは何か」を問われている。家族の絆は父親が外で働いてくるだけでは生れないし、夫婦げんかなどは最悪で子供に与える悪影響の最たるものである。そして教育よりも大切なのは、いざという時子供を守る事が出来るのは親しかいないという厳然たる事実だ。 そうした、よくある人生の悩みを欠点だらけの男を通して浮き彫りにし、どうすべきかを示唆している真面目な映画である。真面目すぎたせいか日本では劇場未公開である。監督は、あの「パイレーツ・オブ・ザ・カリビアン」シリーズを手掛けたゴア・ヴァービンスキーだけに、地味すぎる印象が強くなってしまう。 しかし、仕事と家庭の両立がうまくいかない人にとっては、身に染みる教育映画で、相手の欠点ばかり責めても問題は解決しないどころか、全て自分に返ってきてしまう事を学ぶことになる。責任逃れをしようにも家族という限られた集団の中では役割を分担せざるを得ないし、うまくいかないのは勉強不足だからだ。 見終わってみれば、梅雨時の天気のようにじめじめとした気の晴れなさだけが残る気分になる。こんな天気が続けば誰でも憂鬱になるに違いない。人生を楽しく明るく生きるには、家族と向き合って共に歩む姿勢を強く出さなければいけないのではないだろうか。それを伝えるために作られた映画のような気がする。
- cur********
3.0点
アメリカ系の飛行機の中で観賞しました。字幕抜きで見たので、理解できない部分もたくさんあったのですが、アメリカ社会の一端を見る思いがしました。ただ最後はウェザーマンとして成功するというハッピーエンド的なストーリー展開だったので、やはりアメリカ映画かなと思いました。ストーリーとは関係ないのですが、アメリカ東部の冬は寒くて大変ですね。映画のあちらこちらに冬のシーンが多く、競争の激しいアメリカ社会で生き抜く難しさがこの寒々としたシーンを引き立てていやした。
- kih********
3.0点
天気予報士なんですね。だけど、天気予報士だから、というお話でもなさそうです。どこにでもいそうな、フツーの人で、現代ではどこにでもいそうなちょっと気弱なお父さんって感じです。多少はハッタリでも、強がりでも、強い(頼りになる)お父さんを自己演出してもいいんじゃないでしょうか。 子どもに対してもすごく理解のある優しいお父さんなのですよね。それなのに、どうもうまく行きませんね。お母さんはしっかりしているのに、どうして他所に気移りするんでしょう。私はね、日本の古い男ですから、こういうのを見てるとイライラしちゃうんですよ。 そりゃあね、暴力はいけませんけど、(誰を、とはいいませんけど)バシーンと一発やってもいいんじゃないですか。このお父さんも知り合いのお父さんに身体ごとぶつかって行きましたよね。(暴力はいけませんけど)、それでよかったんじゃないですか? それがよかったんじゃないですか。
- カッチン
4.0点
親が子に対しての愛情表現はそれぞれ違うものの、親はいくつになっても子を心配するのだろう。。。 天気予報のキャスターであるデイヴィッド(ニコラス・ケイジ)は問題児だが愛する二人の子供がいるも、妻ノリーン(ホープ・デイヴィス)と別れたためにパッとしない自己嫌悪な毎日を過ごしていた。。。人生の成功者でもある偉大な父ロバート(マイケル・ケイン)も無表情でデイヴィッドのやる事なす事に対し注意をする。。。 しかし自分なりに奮闘し100万ドルを稼ぐキャスターにヽ(;▽;)ノ 親が子を想う強い気持ち、愛情が涙を誘う映画…ニコラス・ケイジにしては珍しい内容の映画だった。。。
- tha********
5.0点
このレビューにはネタバレが含まれています。
スタッフ・キャスト
人名を選択するとYahoo!検索に移動します。