面白くは無いが嫌いじゃない
- Yoshipy Happy さん
- 2020年11月7日 18時55分
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なんとなくもっとグロテスクな感じの作品をイメージしていた。
ホラーに近いのかなと思ったが娯楽性の高い作品だった。
ポン・ジュノの作品は
殺人の追憶、母なる証明、パラサイトに続く
3作目であるが、救いがあって救いがないあたりが
どれも共通すると思う。
そこが、娯楽であっても、ちょっとリアルっぽく思わせる
作りのような気がする。
もちろん、本作に登場するような“怪物”が現実に存在する訳ないし
非現実的なのではあるが、この怪物を他の物に例えた時
人間の本性みたいなところの描き方が絶妙。
また怪物に対しての解決策を取らないところも韓国らしい。
ハリウッド作品だったら、科学者たる人物が現れて
原因を追求し、解決策を練る。
対して韓国作品はそこには全く焦点を当てない。
以前みた新感染もそうだったなw
とにかく、隔離と消毒。
それさえすれば、何とかなるくらいの勢いで
まず自分本意なのである。
結局自分の家族を救うのは家族しかないってとこ。
その辺りの作り方も韓国らしいな。
総じて嫌いではないけどね。
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