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ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男 (2005)

STONED

監督
スティーヴン・ウーリー
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3.57 / 評価:74件

人間味臭いストーンズのメンバー

  • pol***** さん
  • 2009年3月14日 9時54分
  • 役立ち度 10
    • 総合評価
    • ★★★★★

この作品の監督(スティーヴン・ウーリー)が『バック・ビート』(5人目のビートルズの話です)の製作にも関わった人なので、本作品も忠実に再現されています。


世間で認知されているストーンズというとヘルス・エンジェルスの「オルタモントの悲劇」などが有名で、なにをやっても話題になってしまう影響力が強すぎるバンドというイメージがありますが、私の中でストーンズはとても人間味臭いバンドというイメージがあります。

それはメンバーの移動遍歴でもわかります。
ブライアンはミック・ジャガーやキース・リチャーズの先輩で数多くの楽器をすぐに体得してしまう天才肌で、悪いことも先にやるみんなの憧れ的な存在でストーンズのリーダーでした。

しかし曲作りができないために後輩のミック・ジャガーとキース・リチャーズに逆にクビにされてしまい、その一ヶ月後に自宅のプールでドラッグの過剰摂取による溺死で発見されるが、本当の原因は不明といったところでしたが、この作品を観ると・・・おや?ちょっと違うぞという感じでしたね。

作品の中のブライアンはストーンズを作った動機がイギリスの人達に本物のブルースを聴かせることで、そのためにエルモア・ジェームスなどのスライド・ギターのテクを盗み、観客を魅了していました。

ストーンズの中でも一番のアイドル的存在です。
女の子は風貌に憧れ、男の子は聴いたこともないギター・サウンドに惹かれていました。

しかし、ミックとキースがオリジナルを作るようになってからは、バンドがブルース路線から離れてしまい、ブライアン自身も曲を作るのを止めてしまいます。
(ストーンズがオリジナル曲を披露したのは3rdアルバム以降からです)
その頃からドラッグとアルコール漬けの生活になり、リハーサル・スタジオにも行かなくなりバンドから解雇されてしまうのです。
さらにドラッグの摂取量は増えていきます。

その当時ブライアンの家を工事していたフランクという人物がブライアンとトラブルがあり、自宅のプールでブライアンを溺死させるのです。
殺人だったのデス!
驚きました、知りませんでしたよ。
フランク自身、死ぬ間際に罪を認めているそうです。

しかし、この映画は舞台が60年代のフリー・セックスの時代だけあって、かなりのお色気デス!

ちなみにそのブライアンの後釜に加入したのがあの『ミック・テイラー』です。
9歳でギターを演奏し始め、その才能は非凡なものがあると認められていました。

素人時代にエリック・クラプトンが欠場したブルースブレイカーズのライブに最前列にいた客席から飛び入りし、クラプトンのギターを完全にコピーしてみせたという伝説があります。

弱冠17歳でジョン・メイオールのブルースブレイカーズに加入し、ツアーやレコーディングを行い、後にストーンズに加入するのです。

このテイラーがいた時期のストーンズはカッコイイですよね。
しかしテイラーはキースとの不仲で脱退してしまいます。

そしてもっとも紹介したい人物がキーボードを担当していた『イアン・スチュアート』です。
イアンはデビュー前からのメンバーだったのですが、デビューする際にレコード会社からイアンだけ容姿が悪いから契約できないと告げられてしまうのです。
イアンは「自分はメンバーとして契約しなくていい」と自分から身を引きました。
バンドがメジャーデビュー後もイアンは曲作りからツアーへの参加などストーンズに貢献して6番目のメンバーと言われるようになります。
(もともとメンバーなのに・・・エアロスミスのラス・アーウィンみたいな存在なのかな?)
何年か忘れましたがイアンが亡くなったときにミックがイアンのために曲を作っていますよね。
この作品の中でも紹介されていませんでしたね・・・。

こんな人間味臭いバンドですから、もっと映画に取り上げられてもいいと思いますね。

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