ここから本文です

007/カジノ・ロワイヤル (2006)

CASINO ROYALE

監督
マーティン・キャンベル
  • みたいムービー 395
  • みたログ 6,533

4.04 / 評価:2,721件

解説

英国諜報部に属する敏腕スパイ、ジェームズ・ボンドの活躍を描く人気スパイ・アクションのシリーズ第21弾。原点に戻った今作ではボンドが殺しのライセンスを持つ“007”になる前の物語から始まり、国際テロ組織の壊滅が初任務となるボンドの奔走を活写する。6代目ボンドに『ミュンヘン』のダニエル・クレイグ、ヒロインのボンドガールに『ルパン』のエヴァ・グリーン。豪勢なカジノを舞台に繰り広げられる駆け引きがスリル満点。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

英国諜報部MI6のスパイである‘00’の地位に昇格したジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)は、最初のミッションとして国際テロ組織のネットワークを絶つ任務を課される。テロ組織の資金源であるル・シッフルと接触を命じられたボンドは、モンテネグロのカジノでル・シッフルと高額の掛け金のポーカー対決を開始する。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

Casino Royale (C)2006 Danjaq,LLC,United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries,Inc
Casino Royale (C)2006 Danjaq,LLC,United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries,Inc

「007/カジノ・ロワイヤル」正月映画らしいご馳走感もたっぷりの新ジェームズ・ボンド

 ジェームズ・ボンドが若返って原作の1作目を映画化するというから、昔の話に戻るのかと思ったら、時代は今だ。それもそうだね、今さら冷戦の時代に戻ったってリアルな話は作れないものね。悪役ル・シッフルは、原作ではソ連の命を受けたフランス共産党系労組の地下の会計責任者。そのル・シッフルを、各国のテロ組織から預かった金でマネー・ゲームをするファンドの経営者に変えたところが何ともニクイ。ストーリーや人物配置はほとんど原作通りなのに、この一点で紛れもなく現代の話になった。さすがポール・ハギスが脚本に加わっただけのことはある。

 さて、新ボンドのダニエル・クレイグだが、歴代ボンドの中では飛び抜けてスタント能力が高い。チョイ悪イメージも手伝って、007に昇格したばかりの、功名心にはやる向こう見ずな若造という感じがよく出ている。ヌードにも耐えられる逞しいボディ、アクション・シーンのハードさ、派手さは文句なし。新ボンドの門出を祝って惜しげもなく製作費をつぎ込んだようで、正月映画らしいご馳走感もたっぷりだ。これで彼がもう少しロマンチックな容貌だったらねえ。今回はボンドの恋が太い柱になっているだけにそこが玉にキズ。これってないものねだりかしら。(森山京子)

映画.com(外部リンク)

2006年11月30日 更新

本文はここま>
でです このページの先頭へ