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機械じかけの小児病棟 (2005)

FRAGILE

監督
ジャウマ・バラゲロ
  • みたいムービー 139
  • みたログ 328

3.63 / 評価:136件

邦題で損している映画

  • com***** さん
  • 2016年4月2日 2時05分
  • 閲覧数 1745
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

先日、近所のレンタルショップで何気なく手に取ったのがきっかけで視聴しました。
ややチープにも感じられるタイトルとホラー作品にありがちなストーリーからは、掘り出し物の発掘と云うよりも、寧ろ駄作であることを当初は期待させられました。

しかし実際に視聴したところ、いい意味で裏切られたと感じています。
展開や設定に関していくつか気になる点はありましたが、舞台とBGMが効果的に合わさっており、病院特有の怖さをよく踏まえて作られた作品と云う感想です。

また、はっきりと映さず心霊現象が徐々に悪化していく演出からは、スペインの作品だそうですが、アジアのホラー映画に近いものを感じられました。
ありきたりなオチではなく他作品とは異なった展開も印象に残る点です。

なによりも作品全体を覆うノスタルジックな雰囲気がとても素晴らしいです。
個人的に「アザーズ」や「ダークウォーター」に近い後味をこの映画からは感じました。
ホラーに分類される作品ではありますが、「怖さ」よりも「切なさ、悲しさ」の比重が大きいので、苦手な人でも充分に楽しめるのではないでしょうか。

それ故に「機械じかけの小児病棟」と云う邦題が勿体ないと思わずにいられません。
元々B級作品であることを期待していた自分が言える立場ではありませんが、原題の「Frágiles」を考えるともう少しどうにかならなかったのかと…

しかし、海外作品の原題と邦題のズレは今に始まったことではないですし、そう云った要素もまた洋画の面白さの一つですかね。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 切ない
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