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劇場版 仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE (2006)

監督
石田秀範
  • みたいムービー 10
  • みたログ 181

3.18 / 評価:131件

伝わりづらい映画。だけど好き

  • ido***** さん
  • 2016年11月24日 16時08分
  • 閲覧数 733
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

初見では、宇宙ステーションのセットや宇宙空間での戦闘など、やりたいことに技術が追いつけなかった印象があり、ハイパーカブトの時間移動が本筋に関わる以上、どこかぬぐいきれない無理やり感があったり、ワームが支配を進めているのに、擬態を解いたワームがあまり出てこなかったりした点は残念であり、ライダーの活躍やドラマパートなども合わせて「もう少しどうにかならないか」と思う内容でした。ただ、この映画にがっかりしたという他の人の話を総合的に聞くと、自分が思うところとはずれているとも思いました。
残念ながら確かに、加賀美とひよりの恋愛という要素が、「この映画は安っぽいお涙頂戴な映画だ」と思わせる要因になっています。しかし、私はタイトルにある「Love」が、二人の恋愛要素を主に指しているわけではなく、天道のひよりに対する愛が本筋ではないかと考えます。ひよりを幸せにしたい思いで、人類が一方的にワームに滅ぼされる未来を覆し、世界が変わるという展開だったためです。TV本編において、天道が妹を溺愛していたり、ひよりの正体を知りながら見守っていた点からもそうではないかと思います。
この映画は単純なパラレルではなく、ややこしい話ではありますが、本編が始まるきっかけとなった未来でのごたごたの話です。本来人類はワームらによって絶滅させられるはずでしたが、天道が別の未来を切り開いたため、人類が生き残る別の未来が始まりました。(元の未来は、二股の枝を片方切り落とすが如く消えてしまったような描写もあるので、単純に救われたというわけではないようです。また、このことでワームが地球にまるごと移民し繁栄する未来を失ったという見方もできます。)その後、TV本編で天道は再び来るであろうワームとの戦いのため準備(トレーニングしながら主夫生活)を続けており、ついに来るべき戦いの時が来るまでが第1話となっています。
その流れで本編を見ると、「仮面ライダーカブト」という作品は、人類が破滅する未来を一人の人間の愛が覆し、ワーム対人間+ネイティブの戦争、一部の悪意を乗り越え生存の道を確立する、言うなれば「力による支配への反逆」「誰かのために変われる強さ」を描いた作品だと言えるのではないでしょうか。この映画の出来云々で色々言われてますが、本編最後に天道が開いた道(人間とワーム、どちらかが破滅しなくてもいい未来)を際立てるためにも、この映画のシナリオ自体は必要な部分だと思います。
これはあくまで、私が全編通してからこの映画を視聴した感想ですので、それぞれが観て感じたことを大事にすればいいと思います。

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