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マリー・アントワネット
2007年1月20日公開

マリー・アントワネット

MARIE ANTOINETTE

1232007年1月20日公開

emi********

1.0

アントワネットがスニーカー(笑)

2016年、マリー・アントワネット展が森美術館で開催されており、テレビ番組でも解説されていました。 処刑されるときに履いていた靴(真偽不明)も展示されているということで、当時は左右の区別がなく、履いているうちに足になじんでくるという説明でした。 この映画でもアントワネットの贅沢三昧を表現するものとして、数々の靴がアップで登場します。残念!左右非対称で、時代考証されていない…がっかりと思っていたら!!!!!! スニーカーが映っていますよ!!!!!!何かの冗談ですか?????? スニーカーの歴史を調べてみると、スニーカーが登場するのは19世紀後半。 さらに調べていくと、あれはConverseの青いテニス・シューズだそうで、コッポラ監督は、マリー・アントワネットを典型的な10代の少女として描きたいために、わざと置いたそうです。頭わいてるわ。 しょっぱなから21世紀風のロックが鳴り響き、ものすごい違和感だったけど、アントワネットがスニーカーって。当時は彼女が流行の最先端だったらしいけど、100年早いわ。アントワネットはあの盛り髪の中にiPodでも入れて、ロックでも聴いているんですか?そこまでするなら、スニーカーも許す。 カンヌ国際映画祭でブーイングも当然。 ちなみに、池田理代子先生の名作「ベルサイユのばら」に登場する数々の印象的なエピソード(デュ・バリー夫人への「今日のベルサイユは大変なひとですこと」、フェルゼン伯との仮面舞踏会での出会い、怒りくるってベルサイユに押しかけた民衆へのバルコニーでの会釈などなど)、すべて映画では台無しにされています。 さらに終わり方も中途半端。最後の断頭台まで続くのかと思ったら、中途半端にぶつって終わり。 キルスティン・ダンストは大好きな女優さんです。 「チアーズ!」は最高にかわいかった。スパイダーマンでも光っていた。 それなのに、こんな駄作に主演って…しかも、14歳のアントワネットを24歳のキルスティンではさすがに老けすぎ。 本人にとっては黒歴史になっているはず。

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