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マリー・アントワネット
2007年1月20日公開

マリー・アントワネット

MARIE ANTOINETTE

1232007年1月20日公開

町田恵美

5.0

ネタバレ十分深かったと思う

映画になるのは、世評と実際にギャップあり、という題材だと思う。フランス革命の原因の一つとされるマリーアントワネットは悪女とされるけど、本当はこんなに素直で無邪気な現代にもいる普通すぎる普通の女の子だった、というのがギャップ。お目付け役の女官に、抱きついて挨拶する無邪気さと、しきたりだらけのヴェルサイユの対比。子供が持てないことへの悪意や国家的プレッシャーと、軽薄な気晴らしの対比、お金があったがゆえに実現したロココ生活の徒花と革命の暴力の対比(暗示だけだけど)など、面白かったです。監督は、彼女の文化を翻訳してるからロックやポップだし、アメリカ人のキルスティンがやるから、どこの国の女の子でも、同じことになったともわかるし。普通の女の子が大革命をおこしてしまうのがなんかせつないし、わりと深い映画だと思います。

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