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犬神家の一族 (2006)

監督
市川崑
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2.97 / 評価:830件

新旧関係なくそもそも脚本が・・・

  • dadadasteady さん
  • 2021年5月3日 20時32分
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

ふとしたきっかけで何故か今更2006年版を鑑賞。
旧作は一切観たことなく、犬神家の知識自体も湖に立った脚と
スケキヨのラバーマスクしか知らない程度のものでした。

結論、これ言うと相当数のレビュアーの怒りを買いそうなので
怖いんですが、そもそもこの作品って何でそこまで賞賛されている
のか疑問です。脚本が巧いとは思えないです。

それは、旧作を観ていないから…という意見もあるでしょうが、
脚本の大筋は新旧ともに大きな変更点が無いようなので、恐らく
自分は旧作を観ても同じ感想を抱いたのではないかと思います。
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■疑問符が残る箇所
●若林が何故あのタイミングで貰った煙草を吸うと決まっているのか
●いくら広けれど屋敷の中に外部から簡単に出入り出来るのは何故?
(しかも事件発生後に)
●スケキヨが本物か否か、実の母親が識別出来ないか?
5年経過していようが、声や癖や話し方はごまかしが効かないし
何より家族しか知らない話を聞き出せばすぐボロが出るでしょう。
●スケキヨが殴られ気絶させられた後、スケキヨに状況を聞き出す場面が無い。
(誰にどういう状況で殴られたのか聞けよ)
●成人男性を年配の女性が絞殺することは100%無理です。
(背負ったりすればまだ可能性はあるけど、あの体格の男性では厳しい)
●スケキヨは外部から静馬をどうやって呼び出したのか?
●静馬を湖に逆さまに沈めた方法と理由の説明が無い。
(これ衝撃でした。作品を象徴するシーンなのに触れないって…)
●静馬は何故あのタイミングで松子に真相をペラペラ喋ったのか?
●殺害方法に毒入りの煙草が使用されたと分かっていて
何故松子に煙管を自由に触らせるのか?素人の自分でも気付いたよ…

…等々、物凄い杜撰な脚本に感じてしまって、
『何でこんな穴だらけの作品が賞賛されてきたの?』と
ただただ疑問で仕方なかったです。

■その他
●2006年に製作した意味
⇒2006年、今思い返しても新しい作風がどんどん作られていった
時代でしたが、何故その2006年に敢えてリメイクしたのか?
しかも、その割に物凄い古臭い演出が多い。
冒頭、佐兵衛が逝去する時の…ガクッ!と時代劇のやられ役みたいに
死ぬシーンから不安でしたが、その後も古臭い演出が多かった。
新しい時代に古き良きものを作る…ということでもなかったので
違和感が凄かったです。

●カット割り
⇒2人で話す場面で、連続した会話のシーンで不思議と
カットを切り替える場面がいくつかありましたが、何故?

●登場人物が多い割に会話のみで済ます場面が多い
⇒名前と関係性を覚えるのに必死だったんですが、中盤から
新しい登場人物が出てくるものの名前しか触れられない人物が
数名おり、ただでさえメインの犬神家の人物の名前だけでも
ちょっと曖昧なのに、更にそこに繋げて新しい名前出てくると辛い。
映像とかちょっと挟んでくれたら良かったのに…
________________________

…何で今更観たのか自分でも分からないですが、
そもそも何故ここまで往年の名作扱いなのか謎な一作でした。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

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