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スキャナー・ダークリー (2006)

A SCANNER DARKLY

監督
リチャード・リンクレイター
  • みたいムービー 157
  • みたログ 608

3.13 / 評価:206件

ドラッグに揺れる意識

  • aru***** さん
  • 2015年8月27日 0時05分
  • 閲覧数 1314
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

麻薬の潜入捜査官をしているアークター。
ドラッグをやっている連中に紛れるために自身もドラッグを使用し、一方で同僚にも正体を隠す形で黒幕の調査を続ける。
そんな中、自分を捜査するよう指示を受け、困惑し・・

実写に近い不思議なアニメです。
詳しいことは知りませんが、実写で撮って加工した感じですかね。
色のグラデーションがスムーズでないのは味になっていますが、動きのぎこちなさはちょっと気になりました。

話はちょっと重たいです。
自分が何かの疑いをかけられていると感じ、分からないことで不安に駆られ、ストレスを感じます。
自身も麻薬に溺れていて、上手く働かない脳で分からないことを考えるしかありません。

自己分裂し、自分が自分でないような感覚に襲われます。
自分を取り巻く環境が不確かでも、自分さえ確かなら物事を考え、解決しようという意識も持てそうなものですが、そうはいきません。
軸になるべき自分が揺らいでいるので、不安と混乱で何が何だか分からなくなります。

近未来の設定なので、ちょっと不思議な道具も登場します。
着ると様々な人物の姿が表示され、様々移り変わるスーツがあります。
これのおかげで捜査する仲間にも、正体を知らせずに仕事ができます。

重たい設定も、映像も楽しめました。

ドラッグの幻覚を映像化していたり、気持ち悪い部分もありますので、誰もが楽しめる作品ではないと思います。
それでもこの一味違った作品は、埋もれさせるのは勿体ないと思います。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 悲しい
  • パニック
  • 不気味
  • 恐怖
  • 絶望的
  • 切ない
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