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それでもボクはやってない (2007)

監督
周防正行
  • みたいムービー 2,596
  • みたログ 8,919

4.16 / 評価:2,647件

勉強になりました。

  • asa***** さん
  • 2018年9月24日 23時07分
  • 閲覧数 1626
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

小学生の感想みたいですが、本当に勉強になりました。
息子と一緒に久々に観たのですが、やはり男である息子は関心を持ってグイグイ引き込まれて、最後には「なんでだよ!!」と憤っていました。

家に痴漢物のAVがあったら痴漢確定かよ!という場面では息子も「それならオレも痴漢確定だよ!」と同情していました。
母親としては呆れてよいのか、健全であることを喜んでいいのか困惑しました。

やっていないということを証明することの難しさはかなりのものだと思うのですが、この主人公は「痴漢ではない」と証言してくれた女性もいたし、再現動画の撮影では本人も気付かなかったような冤罪を裏付ける発見もあり、また、心強い優秀な弁護士もついてくれて、変な言い方ですが恵まれた方だと思います。

それでも、裁判長の
淡々と説得力ある風な語り口だけどよく聞いてるとただの屁理屈
で有罪になってしまう。

私が法廷の傍聴人だったら、
「なんかあの裁判長、めっちゃ嫌な質問の仕方するし、意地悪そうですよね。判決理由もいまいち納得しかねるんですけど。客観的に見て、あの被告人は無罪じゃないですかね?」って思うだろうと想像するのですが、そういう意見を伝える機会もなく、それこそ傍聴してるだけで何の力にもなれない。

主人公の憤りはもちろん、弁護側や家族、友人達の苛立ちもとてもよく伝わってきました。

この映画が日本で上映される前と後では、確実に痴漢冤罪に関する日本人の意識は変わったと思います。

痴漢冤罪で捕まったことのある人や、良識ある一般市民にとっては正義の映画でも、逆側の立場から見たら「それは違う」という反発もあるかもしれないので、この映画を世に出すことは勇気のいることだと思います。
だから、その勇気にも敬意を表したいです。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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