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神童
2007年4月21日公開

神童

1202007年4月21日公開

dba********

3.0

ネタバレ原作の大ファンです。今更初めて見ました。

原作が好き過ぎて、うた︎成海璃子のドンピシャの配役があってもなかなか見る気にならず、見るまでに7年もかかってしまいました。 原作のままやるとおそらく時間が足りないし、外国人キャストがたくさん必要になるので、まあまあ、得心できる範囲内の脚本にまとめられていたと思います。 さくまさんの原作は私的には、静かな景色の中でうたと和音の感情の揺れ動きが、読んでイメージする音楽とあいまって、少し悲しくも、美しく、優しい気持ちになれる漫画と思ってます。 映画ではそれを言葉でなく、音楽と演技で表現しようとした様にみえました。原作を知っていればわかる音の変わり方や、演技の意味は、やはり初めて物語に触れる方には受け取りづらいかと思います。 特に音楽で、我々一般人が受ける神童と思える演奏とは、きっと世界最高峰の音楽家の演奏位でないとピンとこないんだと思います。演奏にリアル神童を起用する配役はとても面白いとは思いましたが、純粋に音で感動を与えるには足りなかったのではないかと思いました。 物語をわかりやすくする上ではやはり言葉で説明するか、演出でポイントをもっと印象的にする必要があったのではと思います。それが作品のイメージを壊すと思われたのかもしれませんが。 でも、本当はピアニスト、オケにもっとお金をかけて、ハッとする演奏が聴けるバージョンがあれば是非みたいとおもいます。 地味な話ですからね。きっとそんなにお金が出ないよね。 監督の頑張りが見えたので、星一つ足して星三つです。

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