あらすじ・解説
佐和子(北乃きい)の中学生活最後の始業式の朝の食卓で、突然父(羽場裕一)が父親を辞めることを宣言。3年前父が自殺未遂をしてから家族は崩壊し、優秀だった兄は進学せずに農業をやり、母(石田ゆり子)も今では家を出てひとり暮らしをしている。重い気持ちで登校した佐和子の前に、転校生の大浦(勝地涼)が現れ……。
シネマトゥデイ(外部リンク)
作品レビュー(544件)
- ayu********
1.0点
ネタバレよく分からない展開
このレビューにはネタバレが含まれています。 - yan********
4.0点
家族で食卓を囲むということは昨今少なくなってきているのかもしれません。家庭によって家族間の会話、コミュニケーションも様々だと思います。ただ、ヨシコが佐和子に言った「家族のかけがえのなさ」。これはいつの世になっても変わらないものだと思いました。この作品では、主題が食卓であるということからも、何度も何度も家族の食卓の場面が出てきます。二人だったり、三人だったり、そして四人だったり、その時々の家族が置かれた状況から雰囲気も会話も全く異なっていきますが、それも含めて家族、やはり帰るところは家族なんだなと再確認させていただいた作品でした。 最後に佐和子が川の土手を主題歌「くるみ」をバックに歩き続けます。色々な映画を観てきましたが、ただただセリフもなく一人で歩き続けるシーンを横顔でずっと映し続けるだけ。こんなシーンが作品の最後という重要な場面で長時間にわたって描かれるという演出には驚きました。そんな佐和子は歩きながら何度も何度も笑顔で後ろを振り返ります。誰かがいるわけでも何かあるわけでもない。でも、何かそこに暖かい存在を感じて。そして、その度に気持ちが穏やかに晴れ渡っていく感がとても伝わってきました。 この日の夕食の家族の食卓の場面が描かれることはありませんでしたが、それは家族にとっては、ある一日の食卓の場面にすぎないから。誰かにとって特別な一日であっても、他の者にとっては普通の一日。家族の食卓は特別なものではないから。それが最後に帰るところだから。 今夜の我が家の食卓が楽しみになりました。
- cek********
2.0点
ネタバレおっさんは感動しない。
このレビューにはネタバレが含まれています。 - pap********
5.0点
数年前にテレビ放送で見て。 興味深かったので、レンタルDVDで見ました。 随分前でしたが、印象深く勇気つけられたので、小説も読み感動しました。 とても良い作品です。
- rec********
2.0点
父は職務を捨て大学受験。母は家を出て賃貸暮らし。 大抵の家なら受験生をひとりでも抱えてりゃ金が必要なんですが。 勝地涼が死んで北乃きいが劇中で『おかしい、おかしい』と言うセリフ。 うん、確かにおかしい。
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