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楽日 (2003)

不散/GOODBYE, DRAGON INN

監督
ツァイ・ミンリャン
  • みたいムービー 31
  • みたログ 84

4.15 / 評価:27件

頭でなく、感性で感じるアート系映像作品

  • ポルティ さん
  • 2019年3月1日 12時25分
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

ツァイ・ミンリャンは本作が初体験だが、これはまさに映像体験と呼ぶにふさわしい映画だろう。とにかく何から何まで規格外。実のところ、一般的定義における映画とさえ呼べるかどうかも疑問だ。映画的文法を端から放棄しているこんな特殊な作品を退屈とかつまらないというありきたりな表現で評価すべきものではない。これは退屈さ、つまらなさを楽しむための代物なのだ。
この世界観は頭では絶対理解不能だが、身体全身で何かを感じるオーラだけは確実にある。それを感じることの出来た観客のみが正しく価値を見出すことが出来るのだと思う。

映画史上最も長いと思われる放尿シーン、5分以上に渡って延々と映される無人の観客席など、少しくらい席を外しても画面が切り替わってないほどに長いワンカットもインパクトは強烈。この度を越した超長回しは、観客にあの映画館に居合わせたような臨場感を喚起させ、ラストには劇場の閉館を見届けたような気分になるから不思議だ。

映画の感想など人それぞれで当然だが、これはその振れ幅が最も極端な一本かもしれない。
純粋に映画を楽しみたいファンは絶対に手を出してはいけない。それだけは確実に言える。

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