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2.0点
これを癒しの映画と言うなら、あまりにも安っぽく、浅く、ありきたりすぎて悲しい。 ストーリーもほとんど想像したようにしか進行せず、事件もその辺の高校生が書いた小説並みの程度のことしか起こらない。日常の普通の人々の心の変化を描くにしても表面的で、予想される通りにしか変化が描かれていない。 列車、瀬戸内のひなびた街など良い舞台が用意されていたにもかかわらず、それを生かされなかったのは、脚本の掘り下げと演出力の不足によるものだろう。 やはり映画は雰囲気だけで撮るものではない。
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