ここから本文です

愛の流刑地 (2006)

監督
鶴橋康夫
  • みたいムービー 372
  • みたログ 1,485

3.25 / 評価:736件

時が経って再びの鑑賞…

  • h***** さん
  • 2017年12月3日 20時16分
  • 閲覧数 7118
  • 役立ち度 10
    • 総合評価
    • ★★★★★

23歳の頃に42歳の方とそういう関係になり、私は本当に彼の事を好きで好きで職場で会う度にときめいていました。

二人で旅行へ行き、クリスマスに夜景デートをし、5分でも会える時は彼が私の家へ足を運んでくれました。(当時は実家だったので窓の外から手を振る程度でしたが)

水族館、動物園、海にプール、道を二人で歩いているだけでも、彼と一緒にいると本当に全てが輝いて見えて、今思ってもあんな風に人を好きになることはもう無いと思います。

彼は私の両親にも私と結婚すると挨拶にも来ていました。(結婚していた事を隠していました)

しかし、当然彼の奥様にも関係がバレしました。彼は奥様の前で私と結婚したいと言ってくれ、とても非人道的ですが、私はその時の彼の言葉がとても嬉しかったです。

けれど、結婚していてお子さんが3人もいる事をしり、罪悪感にさいなまれ私は会社を辞め彼の前から消えました。彼は新しい職場の駅で待ち伏せをしたりして私と話そうとしてくれましたが、突き放すのがとても辛かった
です。他の人を愛そうとすればするほど苦しく、毎日泣き暮らし、何もする気になれずにこのまま死んでしまいたいと思っていました。

でも、本当に苦しかったのは彼の家族です。あの頃は小娘で自分と彼の事しか考えられずにどこまでも自分勝手に突き進んでいた事が何よりの罪でした。

そんな時に公開されたのがこの映画で、私は1人で映画館へ行き食い入るようにこの映画を観たことを思い出しました。

彼は私を愛していると言ってくれたけど、本当に愛しているのは自分自身だったのだと今なら分かります。

私も人の妻となり子供を二人授かり幸せに暮らしています。今、この映画を観たら私の心はどのように感じるだろうと思い再び鑑賞しました。

私なら子供を捨てて死ぬなんて考えられません。けれど、あの時のような情熱が結婚している今だったとしたら…彼を失うのも地獄、家族を欺くのも地獄、主人を愛せなくなった事も地獄…愛する人と過ごせて幸せなはずなのにどちらを向いても地獄しか待っていないとしたら…

いっそうの事彼に殺してもらいたいという気持ちは分からなくもないです。

しかし、残された子供の事を考えるととても死を選ぶ事は出来ません。激情の恋は正気を失うものなのだと改めて感じました。

当時、今まで寺島しのぶさんは失礼ながらあまり綺麗な人では無いと思っていましたがこの映画を観てとても綺麗な人だとびっくりした事を思い出しました。

やはり彼女はとても美しかったです。でも長谷川京子さんは配役ミスですね…

久しぶりに封印していた過去の過ちを見つめ直すことが出来ました。もう一度、あの時のように誰かを愛してみたいですが、そうすると私も冬香のように地獄を見ることになりそうです…

幸せな行き場のない地獄です。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 悲しい
  • ロマンチック
  • 不思議
  • 切ない
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ