2006年11月18日公開

エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか?

ENRON: THE SMARTEST GUYS IN THE ROOM

1102006年11月18日公開
エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか?
3.9

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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(60件)


  • ter********

    3.0

    ビジネスについて勉強するための映画

    公認会計士もしくは財務会計論や監査論について勉強したことがあったら1度は必ず聞くこの事件。 本ではコラム程度で書かれてあって、一体どういう内容なのか詳しく分からないことがあると思います。この映画は当時のビデオ映像をまとめたり、関連者のインタビューを通して進むので、理解しやすいし、より深く学べます。 そのため、会計士や学者を目指す方には、また、 映像を通して知りたい方にはおすすめです。 それ以外の人には、つまらない映画です。

  • mkp********

    5.0

    フィクション以上の重みと緊張

    当時大事件となった政財界含めた大掛かりな企業詐欺だが、頭脳集団における企業詐欺のサスペンスとして、また企業倫理の問題として非常におもしろく、同時に怖い話である。 複雑な事件ながらも概要をよく説明できていると思う。例外なき問題として、いつでも誰にでも起こりえる事件である。エンロン1社のみならず会計事務所までも破綻に追い込んだ現実の事件として、企業人としては厳しく受け止めなければいけない問題である。

  • 検非違使

    3.0

    外資系は、こういう路線

    もと外資系企業に勤務していたのだが、とにかく四半期ごとに数字を上げろである。本当に契約が取れないなら盗んでこいぐらいのことは平気で言うし、現にみんなやらされている。 アメリカン・ドリームとは限りなき欲望の肯定である。エンロンは極端な例かもしれないが、路線的には同じようなもの。締め日の翌日なら100円で売れるものも、無理矢理今日10円や20円で叩き売るのだ。 自分が勤めていた会社も、いつああなってもおかしくないと思った。 映画そのものは、絶対劇場で見なきゃというほどではない。TVで見られるなら、それで十分でしょう。よくまとまっていたけどね。

  • ric********

    4.0

    映画版[ドキュメント・マネー資本主義]

    この映画が“事実”だという事実が一番怖い…。 売上高13兆円を誇り、全米第7位の大企業だった 「エンロン」の繁栄から倒産までを追ったドキュメンタリー。 経済に関する用語が頻繁に使われ 若干理解しずらい部分はありますが、 そんな細部を抜きにしても 現実的な“怖さ”満載の作品。 同じく企業の不祥事である 数年前のホリエモン騒動や大手メーカーの食品偽装事件が [可愛く]見えてしまう程、 余りにも大規模かつエゲツナイ内容です。 特にカリフォルニアの山火事に乗じて 大金を手にしてトレーダーたちが喜ぶ様は 正にマネー・ゲームを象徴していて 本当に鳥肌モノです。 今年放送されたNHKスペシャル『マネー資本主義』の中で 倒産した米大手投資銀行の元行員が CDOに代表される金融商品について、さも当然といった顔で 「客を信用させて“ひっぺがす”のです。」 「我々は客(投資家)より情報をもってる。フェアではない。」 という類の発言をしてました。 「それって殆ど“詐欺”ちゃうの?」とその時は思いましたが この映画を見ると、当時のアメリカでは (手法は異なるが)そんな“詐欺”まがいの 実体のない[利益吊り上げ]経営が 賞賛されていた理由がよく解ります。 100年に一度の金融危機が何故起きたのか? その根本と背景を知る上でも、 ぜひ多くの人に見てもらいたい一本です。

  • taz********

    4.0

    下手な映画よりはるかにおもしろい

    経済知識ゼロな私がみても十分おもしろかったです。 ケネス・レイ会長、ジェフ・スキリングCEO、アンディ・ファストウCFO、 みなさん、いいキャラすぎます!!! 演技もみなさんお上手ですし(笑 やっぱり会長がおもしろさもダントツよね。 社員への説明会では会社のさらなる発展を話していながら、 裏では持ってたエンロン株を売り抜けてたなんて。 彼ら自身が語る映像がたっぷりあって、見所満載でした。 この事件はタイムリーには知らなかったんですが、 カネボウやライブドアなどもろもろの日本企業の暴走→崩壊なんかよりも、 スケールが桁違い。 電力供給を絶って停電おこして、電力価格をつり上げるとか、 明らかにやりすぎてて、 フィクションで書いたとしたら嘘くさいからボツになるくらいに、スケールでかい。 トレーダーの生き生きした楽しそうな声とか本物なんですよ! 時価会計も非常にクリエイティブで感心します(笑 さらには仮想将来価値会計(名前からして終わってる)! まだ発電所の建設が終わってないのに将来予測される売り上げを現時点でのせちゃって、 それが監査をパスして表に出ちゃうなんて、誰も思いもよらないですよね。 過去の事件であって、エンロンを機に制度改正が行われたりしたけど、 リーマンショック後の現在も、 市場原理主義、新自由主義の基本原則は変わらないっぽいので、 この映画から学べることは多いのではないかなーと思いました。 Ask WHY?の精神でぜひみていただきたい。 劇場映画としての魅力があるかどうかは正直わかんない。 でも、純粋にコンテンツとしてこのドキュメンタリーが抜群におもしろいので、 NHKスペシャルとかが好きな人にはとってもおすすめ。 リーマン・ショックのドキュメンタリーも作ってくれないかなー(ムーア以外)。

  • cgq********

    3.0

    ネタバレよくありそうな話。

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • yxd********

    4.0

    米国で起きた事件は5年後、日本で…

    起きる!との格言を立証するような作品です。ただ完全ドキュメンタリーなので純粋に映画と言えるかどうかは微妙です。(NHKスペシャル拡大版と言った方が適当かも)  会計のカラクリは、わかる人にはわかる、という感じなので万人受けではないかも知れません。しかし日本で起きた一連の事件を重ね見ると…人間の本質的な部分に根ざした問題で、変な話ですが日本人がアノ事件を経験したおかげ(?)で特有の視点で俯瞰できました。(映画パンフはけっこう読み応えありますし、用語説明が簡潔に書かれているのでお薦めです。\600)  映画公開のタイミングが絶妙だったという事でしょうね。買付けバイヤーの読みどおりです。  鑑賞後の感想として、残念ですが、コノ手の事件が完全になくなるとは思えないなァという感想がこみ上げました。

  • cal********

    4.0

    さすがアメリカ、役者も悪者も超一流!

     一時は全米で第7位、世界で第16位の売上高を誇った、世界最大のエネルギー卸売会社が、粉飾決算が露呈して崩壊するまでの悪行三昧を忠実に追いかけたドキュメンタリーです。  金儲けだけがすべてで、全く倫理観も罪悪感もない経営者たちの野望から始まったこととはいえ、そこにトレーダーや大手銀行が荷担することによって、かくも大規模な不正がまかり通り、何十億円も儲けた連中がいるということ。その一方で、不正発覚後、エンロン社だけで300人が解雇され、エンロン社と共謀していた会計会社の社員8万5千人が失職したということ。その暴利と悲劇の落差に、ただただ驚かされます。  不正のやり口は、10年後に完成予定の発電所によってもたらされるであろう収益を現在の収支決算に計上したり、エンロン社の赤字分を、収支決算を公表する義務のない子会社(SPE)に付け替えたりして、自社の決算を(実は大赤字なのに)黒字に見せかけ、株価をどんどんつり上げるという、ただのマネーゲーム。何も生み出していないのに、なぜ、かくも収益が上がるのか?「Ask Why (疑問を持て!)」というエンロン社のキャッチコピーは、そんな不正を見抜けないエコノミストやアナリストを、あざ笑うためのものだったようです。  2001年1月に、カリフォルニアで大停電があり、当時は「同様のことは東京でもいつ起こってもおかしくない」と報じられましたが、何のことはない、この大停電も、エンロン社が、自主停電で電力危機をあおって電力価格をつり上げ、自社をボロ儲けさせるための偽装工作だったのだそうです。  ふんだんな記録映像と関係者へのインタビューをつないだだけの2時間ですが、ライブドア事件がガキのいたずらに思えてくるような大胆不敵なやり口と、不正を疑われてもマスコミの前で見事に白を切り通すCEOやCFOの演技(記録映画ですから、映像に出てくるのはすべて本人たちです!)に、「さすがアメリカ、役者も悪者も超一流!」と感嘆しつつも、怒りがこみ上げてきます。  ちなみに、役者といえば、2003年10月に、アーノルド・シュワルツェネッガーがカリフォルニア州知事になりましたが、これも実は、エンロンの破綻をめぐって前州知事がリコールされたことを受けての当選だったということ、そして、シュワルツェネッガー本人が、2001年の段階で、エンロン社のCEOであるケン・レイや別の大物投資家とホテルで密会する仲であったことなども暴露されています。このことも含め、エンロン社をめぐる20年の歴史が実に事細かに記されている「エンロン年表」の付いた、この映画のパンフレットも、なかなか読み応えがあり、おすすめです。

  • bha********

    5.0

    ネタバレ弱肉強食の世界

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • per********

    3.0

    本来の目的を見失ったらダメだぞ、Yahooも

    エンロンという 巨大企業はいかにして崩壊したのか? コンプライアンスの欠如? 会計監査の不徹底? 株式市場システムの欠陥? どれもYESだろう。 しかし、それらはすべて表層的な末梢である。 本質的な原因は、 企業の本来の目的を見失っているところだ。 企業の本来の目的とは、 <財やサービスによって社会を豊かにする> ことだ。 <利益>とは、影に過ぎない。 社会を豊かにするという実体が 光に当たってできる影である。 単に利益のみを追求することは、 実体のないところに影を求めるのと同じ。 理に反しているので、必ず無理が生じる。 <理が無い>ことを<無理>という。 エンロンは、 企業としての本来の目的である 社会への付加価値提供を伴わない 利益の追求に走った。 これが崩壊の本質的な原因なのだ。 何事においても、 本来の目的を見失ったらいけないのだ。 例えば、このYahoo!映画のレビュ。 目的は何か? 何のためにユーザーは他人のレビュを読むのか? それは、映画についての他人の感想が聞きたいからだ。 「この映画を観た人は、どんなふうに感じたんだろう?」 「世間での評判はどうなんだろうか?」 それが知りたいのだ。 すると自ずから、 削除すべきレビュと削除すべきではない レビュがわかるはずだぜ、 Yahoo!さん。 このサイトの本来の目的に照らしてみれば 一目瞭然だ。 今、このサイトで問題のある投稿は、ずばり、 <単に他のユーザーを批判・誹謗・中傷したもの> これだよ、これ。 批判が正当かどうかなんて問題ではない。 投稿の目的こそが重要なのだ。 内容にかかわらず、 他ユーザーの批判をすること自体が、 レビュの本来の目的に反しているのだ。 そんなものを読みたいユーザーはいない。 さらにいえば、そういうのは、 エロサイトのスパムよりもはるかに悪質だ。 批判・誹謗・中傷された本人は、 心が傷つき、苦痛を受けるからだ。 普通の人なら、それが原因で憂鬱になってしまう。 そして、もうレビュを書くのが怖くなるくらい、 強いショックを受けるはずだ。 わかるでしょ、Yahoo!さん? そういう投稿を許すべきではないのだよ。 大切なユーザーに嫌な思いをさせないため。 そして、 Yahoo!映画自体の健全な発展のためにもね。 他ユーザーへの批判・中傷を目的にした投稿は、 ユーザーからの削除依頼を待たずに削除しろ。 逆に、 一生懸命思いをこめて真摯に書いたレビュは、 依頼があったからといって安易に削除するな。 それは、ユーザーの真剣な思いに対する蹂躙だぞ。 今、正反対のことやってるぜ。 削除すべきものを放置して、 削除してはならないものを削除している。 その違いなんて、 ちょっと投稿の内容を読んだらわかるだろうによ。 頼むぜ、Yahoo!さん。 常時一人、まともな感性を持った人間を雇えば済む話だ。 宅配DVDシステムで儲けるんだから、 せめてそのくらいの投資はしてよ。 ブランド力と資本力があることを強みに、 ユーザーを軽視しながら走るっていうのは、 エンロンやCムソンやNヴァが通った道だよ。 というわけで、本作、 『エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか?』。 企業経営がテーマなので、 自分には無関係だという人が多かろう。 しかし、本作で最も我々が学ぶべきことは、 <何事も本来の目的を見失ってはならない> ということなのだ。 会計、株式、経営に限った話ではなく、 世の中のありとあらゆることで銘記しておくべき 教訓である。

  • et_********

    5.0

    教訓・・人を肩書きで判断してはいけない

     これを観ると、つくづく「企業の社会的責任」なんてのは幻想に過ぎないという気にさせられます。  ちょっとでも監視の目を怠ると、ズル賢い奴はどこまでもやり続けます。自浄作用はないです。  怖いのが、これを行っていたのが、社会でもトップクラスのキャリアを持つ、才気煥発のエリート達だということです。  外見的にはどんなに立派でも、この種の連中というのは、どいつもこいつも内心ではバレなければ何をやっても良い、自分さえ良ければ良い、という程度のモラルしか持ち合わせていないというのが良く分かりました。  特に、主犯格の経営陣達にいたっては、そもそもモラルなんてものは最初から無いんじゃないかと思えるよな厚顔さで、何度も議会で証言させられる場面が出てくるのですが、とことん理知的に、立て板に水の如く己の潔白さをまくし立てる姿は、呆れるを通り越して、逆に感心さえしたい程でした。  内容的には、「The Smartest Guys in the Room」(日本未訳)という本を元に、1985年の設立以来、急成長を遂げたエンロン社が、あっけなく破綻するまでを描いてます。その時々での関係者のインタビューなどを織りまぜながら、著者のBethany McLean やPeter Elkind が的確にコメントしてるので、大変に分かり易い内容となっています。  事業内容というのが正に砂上の楼閣で、これで真っ当な企業と呼べるのか、単なる詐欺集団じゃねえか、と呆れるような無責任さなので、中立的とは言えないスタンスですが、公正で客観的であり、とても説得力があると思いました。  この種の作品は日本だと取材規制などを意識して、やたらと匿名性が高くモザイクなどが多い映像に終始してしまいがちなのに較べ、本作では関係者がみな堂々と当時の様子を語ってくれているのは、日本じゃとても真似できないと感心しました。  また、これが日本だと旧ライブドアの経営陣のように、単なるゴロツキのようなレベルの奴等にも手玉に取られてしまうのだから、もしこんなに頭の切れる連中に狙われたら、ひとたまりもないとも思えてしまいました。  あまり注目されてないようなのですが、社会人なら見て損はないと思います。  ちなみに、元CEO のジェフ・スキリング被告にはもう判決が出ており、禁固24年4カ月と罰金4500万ドル(約53億円)です(控訴中)。

  • kon********

    5.0

    興味深い作品です

    興味深く見れました。 僕はこの事件の当時アメリカにいましたが 複雑で理解できませんでした。 しかし映画では事件の全貌が整理されていて 分かりやすく理解できました。 ウソの会計。邪悪な経営者。 これはアメリカだけの問題でないかもしれません。 映画を見終わったあと業績の良い会社に 疑惑の目を向けてしまうかもしれません。 でも社会で生きていくには必要だと思います。 うまい話には裏がある。 そんな事を映画は教えてくれます。 会社勤めの人や就職活動を控えた人たち にオススメします。

  • kuv********

    4.0

    会社人におススメ

    エンロンという巨大な砂の城に関わった方の、肉声が生々しく聞ける、 ドキュメンタリー映画です。インタビューが中心となっていますが、 会社の倒産を知りこそすれ、実態を何も知らない私でも、 最後まで理解して見ることが出来ました。 利益しか求めない幹部と、一部の頭のキレるトレーダーによって、 ゲームの様に社会を動かし、会社はみるみる成長した様にみえ、 人々に「革命」とまで言われた経営方針。 その粉飾が、あっけない終わりを見せる最後がとても恐ろしかったです。 盛衰によって職を失い、確定拠出年金としての財産を奪われた優秀な人多数。 持ち株を売り抜け、巨万の富を得た少数幹部。 規模は全然違えども、ライブドアの様です。 どちらも社会的道徳や正道という言葉を知らない会社でした。 大統領やカリフォルニア前知事、シュワちゃんなど、 絡んだ(結果的に絡んだ)豪華メンバーは、エンロンに踊らされた感です。 アメリカの内部統制制度が変わり、日本もそれに追随したのは、 エンロンという会社が起こした社会的問題がきっかけだったのね、 と初めて知りました。 会社人であるならば、一度は見ておいて良かったと思える映画でした。

  • pap********

    5.0

    淡々と大企業崩壊を追う記録映画

    ジム・キャリーの『ディック&ジェーン』でオチに使われていた、元全米7位の大企業の恐るべき不正と破綻を淡々と描く。大金を手にする幹部たちの巧みな宣伝、それを信じきっている一般社員、丸め込まれるアナリストたち、不正に操作されて生まれた(とされる)カリフォルニアの電力危機と、それを笑いのネタにするトレーダーたち。どれもが本物の映像と音声で再現される。 経済用語は知らなくてもいい。普通に企業についての一般知識があれば、基本的には話についていけるだろうが、会計操作の部分などわかりにくいかもしれない。未来のまだ手にしていない売り上げを基準に、現在の報酬を決めるなんて、常識では考えられないことをしていたのだから、ある意味当然だろうが。 欲にかられた人たちとその被害者のドラマとして見てください。なお、もっとわかりやすいバージョンが希望の人は、シャノン・エリザベスとかが出ている『歪んだエンロン:虚栄の崩壊』という内幕再現ものテレビドラマ(DVDあり)があるので、探して見てね。ヤフーにはのってないみたいだし、レンタルでも見つかりにくいかもしれないが。

  • mak********

    4.0

    あきれた・・・

    大企業の経営があれだなんて、にわかには信じられません。 ただただ、あきれました。 企業の幹部は全部、弁護士も会計士もみんな、ぐるですね。 しかし、エンロンの幹部は、俳優より、もっと俳優らしかった。 へたな俳優よりみんないい味出てました。 それに、エンタメとしても一流ですね。あそこまでやれば・・・ 不謹慎ですみません。 ただ、まじめに働いて、投資していた人が気の毒です。

  • gar********

    5.0

    過ぎたるは及ばざるがごとし

    全米有数の優良企業エンロン崩壊を描いたドキュメンタリー。 これほど隆盛を誇った企業が「砂の城」のごとく、ものの見事に崩壊した原因とは何だったか?と言えば、自省のなさだったと私は思います。お金儲けは決して悪いことではありません。これまでの人間の歴史は、商業の発展による経済の成長が不可欠だったのですから。しかし、何でも「過ぎたるは及ばざるがごとし」です。いくら儲けたいとはいえ、人間が暮らすのに必要なガスや石油、そして電力さえも儲けの道具として利用するのは行き過ぎです。しかし、エンロンの幹部も監視するはずの銀行や顧問弁護士、そして政治家やマスコミさえも自省することなくこの虚業を成長させ、ついには崩壊する所まで行きついてしまったのです。そして後に残されたのは、これまで堅実に働いてきた一般の社員たち…株も売れず運用していた年金さえも失ってしまった彼らの行く末を考えると本当に胸が痛くなります。

  • cha********

    4.0

    子供の嘘じゃないんだから、、

    ほんとにおきちゃった、21世紀少年みたい。 話の規模がすごすぎておもしろい。 また、ホントの話だから凄すぎる。 渋谷で観ようと思った時に、次の回まで満席で観る事をあきらめた今作。 社会で働いている人ならば、当然興味ある話題。 怖い話だけど、こんなことが起こりえるということを観るのは価値のある事。 金儲けはほどほどに。 L.A.行ったときに、停電が起きてて、よくあることーと言ってた人を思い出しました。それは天災だったけどね。 観てよかった。

  • nor********

    4.0

    Ask WHY?

    全米第7位の巨大企業がわずか2か月で崩壊した内幕を暴くドキュメンタリーです。 私には少し難しいところもありましたが、いかに決算をごまかして会社が儲かっているように見せかけ、株価をつり上げて投資家から金を集め自分達は高値で手持ち株を売り抜けて私腹を肥やしていたかは何となく分かりました。 そしてそのウソが明らかになった時会社は崩壊。株券は紙屑となり残されたのは大損をした株主と2万人ともいわれる失業者……。 その原因を作ったのは金儲けだけを目的に行動した経営者達なのですが、全く責任を取ろうとしないから始末に負えません。 こんな会社に騙されない為にはどうしたら良いのでしょうか。 皮肉な事にエンロン社はTVCMでこんなキャッチコピーを流していました。 “Ask Why?”(常に疑問を) 本当は自分達がやっている事にこそ疑問を持つべきだったのに。 そしてこの言葉こそ、エンロン事件の教訓だと映画は結論付けています。 “Ask WHY?” 証券会社の営業マンのセールストーク、マスコミやネットの情報、口コミ……それら全てに一度は疑問を持って見る事。表に出ている情報に矛盾やウソがないか疑う事。 本当の意味での“Ask WHY?”が必要だと教えてくれる映画です。

  • BVLGARI BVLGARI

    2.0

    難しかった・・・

    ドキュメンタリーと知らず鑑賞。 予備知識を得てから観ればよかったとつくづく後悔。 映画のジャンルすらも知らないまま観る癖は直した方がいいと反省。 それにしても私には難しい内容でした。 日本では「ライブドア」の経営陣が証券取引法違反で逮捕者が出たが、本業を忘れて事業を拡大する行き過ぎた多角化経営や、政治への関与などといった共通点があるようです。 しかし、不正経理の額がライブドアが50億円に対し、エンロンは数兆円と桁が全然違いますね。 誰か「ワールドコム」のドキュメンタリーは作らないのか?

  • hid********

    4.0

    ネタバレASK WHY 常に疑問を・・・

    このレビューにはネタバレが含まれています。
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