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エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか?
2006年11月18日公開

エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか?

ENRON: THE SMARTEST GUYS IN THE ROOM

1102006年11月18日公開

per********

3.0

本来の目的を見失ったらダメだぞ、Yahooも

エンロンという 巨大企業はいかにして崩壊したのか? コンプライアンスの欠如? 会計監査の不徹底? 株式市場システムの欠陥? どれもYESだろう。 しかし、それらはすべて表層的な末梢である。 本質的な原因は、 企業の本来の目的を見失っているところだ。 企業の本来の目的とは、 <財やサービスによって社会を豊かにする> ことだ。 <利益>とは、影に過ぎない。 社会を豊かにするという実体が 光に当たってできる影である。 単に利益のみを追求することは、 実体のないところに影を求めるのと同じ。 理に反しているので、必ず無理が生じる。 <理が無い>ことを<無理>という。 エンロンは、 企業としての本来の目的である 社会への付加価値提供を伴わない 利益の追求に走った。 これが崩壊の本質的な原因なのだ。 何事においても、 本来の目的を見失ったらいけないのだ。 例えば、このYahoo!映画のレビュ。 目的は何か? 何のためにユーザーは他人のレビュを読むのか? それは、映画についての他人の感想が聞きたいからだ。 「この映画を観た人は、どんなふうに感じたんだろう?」 「世間での評判はどうなんだろうか?」 それが知りたいのだ。 すると自ずから、 削除すべきレビュと削除すべきではない レビュがわかるはずだぜ、 Yahoo!さん。 このサイトの本来の目的に照らしてみれば 一目瞭然だ。 今、このサイトで問題のある投稿は、ずばり、 <単に他のユーザーを批判・誹謗・中傷したもの> これだよ、これ。 批判が正当かどうかなんて問題ではない。 投稿の目的こそが重要なのだ。 内容にかかわらず、 他ユーザーの批判をすること自体が、 レビュの本来の目的に反しているのだ。 そんなものを読みたいユーザーはいない。 さらにいえば、そういうのは、 エロサイトのスパムよりもはるかに悪質だ。 批判・誹謗・中傷された本人は、 心が傷つき、苦痛を受けるからだ。 普通の人なら、それが原因で憂鬱になってしまう。 そして、もうレビュを書くのが怖くなるくらい、 強いショックを受けるはずだ。 わかるでしょ、Yahoo!さん? そういう投稿を許すべきではないのだよ。 大切なユーザーに嫌な思いをさせないため。 そして、 Yahoo!映画自体の健全な発展のためにもね。 他ユーザーへの批判・中傷を目的にした投稿は、 ユーザーからの削除依頼を待たずに削除しろ。 逆に、 一生懸命思いをこめて真摯に書いたレビュは、 依頼があったからといって安易に削除するな。 それは、ユーザーの真剣な思いに対する蹂躙だぞ。 今、正反対のことやってるぜ。 削除すべきものを放置して、 削除してはならないものを削除している。 その違いなんて、 ちょっと投稿の内容を読んだらわかるだろうによ。 頼むぜ、Yahoo!さん。 常時一人、まともな感性を持った人間を雇えば済む話だ。 宅配DVDシステムで儲けるんだから、 せめてそのくらいの投資はしてよ。 ブランド力と資本力があることを強みに、 ユーザーを軽視しながら走るっていうのは、 エンロンやCムソンやNヴァが通った道だよ。 というわけで、本作、 『エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか?』。 企業経営がテーマなので、 自分には無関係だという人が多かろう。 しかし、本作で最も我々が学ぶべきことは、 <何事も本来の目的を見失ってはならない> ということなのだ。 会計、株式、経営に限った話ではなく、 世の中のありとあらゆることで銘記しておくべき 教訓である。

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