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アンフェア the movie (2007)

監督
小林義則
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2.86 / 評価:1085件

解説

バツイチ、子持ち、大酒飲みだが検挙率ナンバーワンの美人刑事の型破り捜査を描いた同名人気TVドラマの劇場版。シリーズ完結編の位置付けとなる本作では、謎の爆弾事件に巻き込まれたヒロイン・雪平と、警察庁長官を人質に取った凶悪なテロリストとの息詰まる頭脳戦が展開する。主演の篠原涼子をはじめ、江口洋介、椎名桔平、成宮寛貴、加藤ローサらがスケールアップした本作を彩る。徹底したハードボイルドな世界観は劇場版でも健在。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

何者かが仕掛けた爆弾で自宅の駐車場に止めてあった雪平(篠原涼子)の車が爆発炎上、学校に向かおうとしていた娘の美央が巻き込まれ爆風で大怪我を負ってしまう。雪平は刑事をしているために払う犠牲が娘の美央に及ぶことを心配し、刑事を辞めようかとさえ思い始める。しかし、数時間後、警察病院がテロリストに占拠されてしまい……。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

(C)2007 関西テレビ放送 フジテレビジョン 東宝
(C)2007 関西テレビ放送 フジテレビジョン 東宝

「アンフェア the movie」セクシーでカッコいい雪平は相変わらず

 篠原涼子扮する主人公・雪平夏見は、検挙率ナンバーワンの女刑事ながらも、すぐに犯人に発砲するようなエキセントリックな面も持ち、またバツイチで、一人娘は夫がひきとるという妻として、母としては失格気味な人間っぽさがミソ。篠原は「有頂天ホテル」の娼婦などと同様、人とは少しちがったベクトルでも決めたところに突き抜けて行く強い女性を演じさせると見事にハマる。TVシリーズで話題だった全裸の目覚めシーンは封印されたが、ずぶ濡れの白いシャツで戦う雪平もセクシーでカッコいい。

 劇場版ではストーリーも殺人ミステリーから格段にスケールアップし、敵は警察の裏金を狙うハイテク・テロリスト軍団。もはや事態は雪平の一発の銃弾では解決できないレベルとなった。その演出はいたってクール。登場人物は皆ポーカーフェイスのエリートだ。複雑な過去を抱えた公安部管理官の江口洋介も、元SATの経歴を持つテロリストの椎名桔平も、極めてミステリアス。この2人の知的な対決はやはりゴージャスでスリリングだ。さらに誰と誰がつながっているのか分からず、誰もが疑わしいシチュエーションはTVシリーズからの見どころ。その中で雪平は唯一確実に信じることのできる最愛の娘を奪還すべくダイ・ハードな闘いを挑む。熱血刑事のいない低い温度の中、雪平と娘の絆だけが静かに熱い。

 雪平夏見の最後の事件、顛末はエンドロールの後に明かされる。最後までキッチリ見届けて!(渡辺いさ子)

映画.com(外部リンク)

2007年3月15日 更新

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