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ファウンテン 永遠につづく愛 (2006)

THE FOUNTAIN

監督
ダーレン・アロノフスキー
  • みたいムービー 136
  • みたログ 468

2.61 / 評価:129件

凄く素晴らしいのに残念

  • rcd***** さん
  • 2018年7月7日 17時03分
  • 閲覧数 737
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

長い間、一番好きな映画であって、DVDもサントラCDも買って、DVD特典のポストカードを卓上に飾っている者です。
初めて見た頃、レイチェル・ワイズの良さが分からなかったし、ヒュー・ジャックマン?あのうさんくさいウルヴァリンのおじさん?みたいな感じでした。

初見で、はじめっから終わりまで全然意味がわかりませんでした。
奥さんの髪型や衣装の色気のないこと、仕事中に散歩に誘ったらあかんでしょ、それを断っただけで夫婦の危機とばかりに後悔する旦那さんも?だし、住んでるところが都会なのか田舎なのかもよくわからず、家と職場が直結してるの?PCを前にしてると思ったらハゲ頭の白人男性が太極拳?やら座禅やらをしだすし。

ネットで調べてやっと、これが輪廻転生の話だと分かりました。
奥さんに死なれて悲しみのあまり狂った旦那さんが、瞑想にはまりすぎて向こうの世界に行って帰ってこれなくなった話なのかと思ってました。
…それと同じくらい変な話ですね。

中世ヨーロッパ・中米のパート、現代のパート、未来のパートと3パートに分かれていますが、一番初めのパートはなんだかなあ、という感じです。
ヨーロッパの建物や人物は非現実的にドラマチックに作られていて、綺麗な黄色い光に包まれていますが、ヒューのかつらとヒゲがうさんくさく、10歳老けて見えます。
レイチェルの役は、女王、イザベル、スペインとあるから、あの人とあの人の母親のあのイザベル女王ですか?と思われるのですが、服装や状況を考えたら、架空の人物か、思い出の中で脚色された夢みたいな人物という位置づけです。
あと、マヤ遺跡のセットがなんであんなに安っぽいのか。
他のシーンが夢みたいな綺麗な脚色が施されているのに対し、この部分だけがコントのセットというか、舞台芝居の背景みたいです。
スタジオ撮り丸出しで、空や植物まで安っぽい人工物みたい。
難解すぎるのはしかたないとしても、そこの安っぽさを何とかすれば他の素晴らしいシーンとうまく融合できたのに。

現代のパートも、建物や人物がとにかくスタイリッシュ。
職場のラボも同僚もおしゃれでかわいい感じで、家もお手伝いさんいるの?というくらい完璧に整理整頓されていて、すべての家具が良い趣味していて、事務的なものや生活感漂うもの、世俗のやかましさが一切ない記憶の中で理想化された世界のような感じです。

最後の未来のパートですが、当時の私にはもともとマッチョなでかい白人男性がダイエットして細くなってお坊さんみたいな扮装をし、「行」に励んでいるのが新鮮で凄く衝撃を受け、ドはまりしたわけです。
人物が浮遊しているシーンはプールで撮り、背景はシャーレに液体を流し込んだものを合成したとか。
ただただ綺麗で、他にはない圧倒的なオリジナルな世界観です。

もともとブラット・ピットとケイト・ブランシェットでやる予定だったとのこと。
特典映像で監督が、前に映像化を試みた時のマヤのセットの映像を出して、これが実現していたら、最高の映画が出来ていただろうに…とぼやいてましたが、ええ?それって今回作ったこの作品は後悔だらけってことですか?と思いました。
主演二人は、ヒューとレイチェルでぴったりだったと思います。
偏見だけど、金髪青目の人達が仏教的な世界観を演じても視覚的にしっくりこないので。

詳細評価

物語
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