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ファウンテン 永遠につづく愛 (2006)

THE FOUNTAIN

監督
ダーレン・アロノフスキー
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2.61 / 評価:129件

解説

愛する女性を救うべく、ある男が永遠の愛を探し求めるために壮大な旅を繰り広げるファンタスティック・ラブストーリー。監督は『レクイエム・フォー・ドリーム』のダーレン・アロノフスキー。死に打ち勝つ方法を模索する主人公を『X-メン』シリーズのヒュー・ジャックマン、彼の最愛の女性を『ナイロビの蜂』のレイチェル・ワイズが演じる。アロノフスキー監督ならではの美しく幻想的なビジュアル世界と感動的なラストを堪能したい。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

病に冒された最愛の妻イジー(レイチェル・ワイズ)の命を救うため、新薬開発の研究に没頭する医師トミー(ヒュー・ジャックマン)。一方、イジーは残された時間を夫とともに心穏やかに過ごしたいと願う。そんな中、イジーは自分が書いている中世スペインの物語「ファウンテン」をトミーに読んでほしいと手渡す。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

(C)2006 Warner Bros. Entertainment, Inc. (C)2006 Twentieth Century Fox
(C)2006 Warner Bros. Entertainment, Inc. (C)2006 Twentieth Century Fox

「ファウンテン 永遠につづく愛」3つの愛の形を通して「永遠」を探求

 物語の中心、宇宙の中心、そして映画の中心に、黄金と植物の緑が溶け合って柔らかな輝きを放つ、大樹が立っている。その樹は、鉱物、植物、動物の狭間にあってその性質のすべてを持ち、人間がその幹に掌を近づけると、樹皮から繊毛のような産毛のような細かい糸が立ち上がって反応する。

 そして、この大樹の美に触れることが、そのままこの映画が描こうとしたものを感受することでもある、というのが本作の仕掛けだ。映画はひとりの男の現代・中世・未来での3つの愛の形を通して永遠とは何かを探求し、男の目の前でこの樹が「永遠」を体現する。この樹木の形象は、実際の流木を用いたもの。この象徴的な存在の視覚化に際して、自然が創った形を使うという監督の判断は正しい。

 監督ダーレン・アロノフスキーは、カバラとSFを融合させた処女作「π(パイ)」が魅力的だったが、そろそろこれを超える作品が欲しいところ。とはいえ、本作は第2作「レクイエム・フォー・ドリーム」よりは第1作に直結している。第1作は粗い粒子のモノクロ映像とテクノとドラムンベースの音楽が作品世界と同期していたが、本作は黄金と緑を基本色にした滑らかな映像が物語に合致。音楽には前作のクロノス・カルテットに加え、轟音音響派のモグワイが参加している。(平沢薫)

映画.com(外部リンク)

2007年7月12日 更新

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