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幸せのちから (2006)

THE PURSUIT OF HAPPYNESS

監督
ガブリエレ・ムッチーノ
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3.42 / 評価:1,812件

解説

ホームレスから億万長者となり、アメリカンドリームを実現させた実在の人物、クリス・ガードナーの半生を基に描いた感動作。『メン・イン・ブラック』のウィル・スミスが人生の最も困難な時期を愛する息子とともに切り抜けた主人公を熱演。彼の実の息子が息子役を演じているのも見逃せない。監督はイタリア映画界の俊英ガブリエレ・ムッチーノ。単なるサクセスストーリーではなく、父子愛のドラマとして描き上げた監督の手腕に注目だ。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

骨密度を測る新型医療機器のセールスマンとして生計を立てるクリス(ウィル・スミス)は、大儲けを見込んで買い取った機器を思うように売ることができず、家賃や税金を払えない状態に陥ってしまう。妻のリンダ(タンディ・ニュートン)にも去られた彼は、証券会社の正社員を目指して養成コースを受講しようとするが……。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

(C) 2006 COLUMBIA PICTURES INDUSTRIES,INC.ALL RIGHTS RESERVED
(C) 2006 COLUMBIA PICTURES INDUSTRIES,INC.ALL RIGHTS RESERVED

「幸せのちから」子役と犬には勝てないと言うが、今度のウィルは息子にうっちゃり負け

 ホームレスから億万長者になった男の実話と聞いて、知恵と度胸でビジネス・チャンスを掴む、「細うで繁盛記」の花登筺的世界を想像したのだが(古いなぁ)、まるっきり違う父親愛情物語だった。一文無し、家無し、妻無しの最低状態で、無給の株式仲買人養成コースに入った男が、いかにして毎晩のベッドを確保し、食費を捻出し、5歳の息子をケアしながら研修に通ったか。息子のために頑張り通すオヤジの奮闘は、見ていて気持がいい。

 げっそり痩せて貧乏を強調したウィル・スミスは、こんな父親だったら文句ないよねと言いたいほどの満点パパ。強くて優しくて頭が良くて努力家で、ユーモア・センスがあって人に好かれて、こんな人がどうしてホームレスになるほど落ちぶれたのかと疑問も湧くが、深く追求するのはやめよう。というのも、息子のジェイデン・クリストファー・サイア・スミスがむちゃくちゃ可愛くて、演技もナチュラルで大満足。子役と犬には勝てないと言うが、今回のウィルは愛する息子にうっちゃり負けってとこ。それにしてもアメリカのビジネスマンは大変だなぁ。この男のサクセスよりも、すべてが数字に表れた成績で判断される競争社会の厳しさの方が気になった。(森山京子)

映画.com(外部リンク)

2007年2月1日 更新

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