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ルイスと未来泥棒 (2007)

MEET THE ROBINSONS

監督
スティーヴン・J・アンダーソン
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3.72 / 評価:245件

解説

ウィリアム・ジョイスの絵本「ロビンソン一家のゆかいな一日」を映画化したタイムトラベルファンタジー。原作のテイストを生かしつつ、孤独な少年が未来への大冒険を通してたくましく成長する姿をスクリーンいっぱいに映し出す。本作が長編デビュー作となるスティーブン・アンダーソン監督は、今回声優としても大活躍。ユニークな発明品の数々や、“ある秘密”の行方に心躍る。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

発明家を夢見る天才少年ルイスは幼いころに母と生き別れ、養護施設で育つ。彼は一目母親に会いたいという一心で、忘れてしまった記憶を呼び戻すマシーンの開発に熱中し、見事成功。科学フェアでの発表の当日、彼の前に未来からやって来たという少年ウィルバーが現れ……。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

(C) DISNEY ENTERPRISES, INC. ALL RIGHTS RESERVED.
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「ルイスと未来泥棒」原作者のカラーが強いが、最後はディズニーらしい作品に

 ウィリアム・ジョイスの絵本「ロビンソン一家のゆかいな一日」を原作とする、ディズニーでは2本目のフルCG長編アニメーションだ。絵本作家として知られるジョイスだが、フォックスの「ロボッツ」やTVシリーズの「ローリー・ポーリー・オーリー」でも原案や美術を手掛けている。元々はピクサーのメンバーとして「トイ・ストーリー」や「バグズ・ライフ」にも参加しており、フルCGアニメという分野を開拓してきた1人でもあるのだ。今回も未来社会のデザインに、ジョイスのカラーが強烈に表れているが、そのあまりにも奇想天外な描写に途中で付いていけなくなる人もいるかもしれない。だが御安心を。最後にはちゃんとハートフルに締めくくる、ディズニーらしい作品に仕上がっている。筆者は条件を変えながら3回見ているのだが、いつもラストにはホロっとさせられてしまう。これはスティーブン・J・アンダーソン監督の、自分も養子に出されたという経験も色濃く影響しているだろう。

 なお本作は、国内29館の劇場で立体3D上映されているが、ディズニーは元々この作品を2D版としてしか作っていない。それを立体3D映画に変換したのはデジタル・ドメイン社である。彼らは、ほとんどのフレームを手作業で修正するなど、気の遠くなるような地道な処理を行って見事に3D化させた。2D版と3D版では微妙に異なっているので、ディズニーマニアの方は見比べてみるのもいいだろう。例えば、発明品の失敗で落ち込んだルイスが、初めてウィルバーと出会う屋上の配管に注目すると、被写界深度(ピントの合う範囲)が異なることを発見できるはずだ。(大口孝之)

映画.com(外部リンク)

2007年12月27日 更新

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