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Dear Friends ディア フレンズ (2007)

監督
両沢和幸
  • みたいムービー 437
  • みたログ 888

3.41 / 評価:386件

北川景子さんのすばらしい演技

  • cyborg_she_loves_me さん
  • 2018年3月21日 0時58分
  • 閲覧数 3522
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

 これは映画化の勝利です。

 ストーリーは、いわゆる「感動押し売り」系。無理矢理すぎ。原作未読ですが、たぶん読んだら3分の1で嫌気が差してやめるタイプのそれです。

 そういう安っぽいストーリーに、北川景子さんと、本仮屋ユイカさん、そして、あんまりみなさん言わないけど、カナエ(子役)の佐々木麻緒さんが、命を吹き込むのに成功しています。
 頭ん中の理性の部分では、あーわかったわかった、つくづく「ありがち」な展開だな、と思いながら見てるくせに、ところがこの人たちの表情や演技を見てると、「ぐさっ」と胸をえぐられるんです。

 これも広い意味ではネタバレになるのかな。本気で「ぐさっ」ときたい方は、以下は読まないで見てくださいね。




 「おにいちゃんのハナビ」の谷村美月さんとかもそうですが、役のために丸坊主になって出演する女優さんは、そんなに珍しくはありません。
 ですが、あんなに美人で、綺麗なロン毛だった北川景子さんの、まだらに髪が抜けた状態の顔は、演出とわかっていて見ていながら、私には少なからぬ衝撃でした。

 でもこれは決して映画の中だけの話じゃないですもんね。綺麗な髪が自慢だったのに抗癌剤治療で髪が抜けちゃう女性は世の中にたくさんおられる。そういう人たちが、「こんな姿になってまで生きてる意味あんのかよ」と思う理由が、この映画では現実の映像として痛いぐらいリアルに伝わってきます。

 そして、洋介に「ごめん」と言われたときのリナ(北川景子さん)の表情。


 もし他の人が演じてたら「はいはい」で終わりになってただろうこの映画が、これだけの説得力をもちえたのは、北川景子さんのすばらしい演技の賜物です。

詳細評価

物語
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