ここから本文です

秒速5センチメートル (2007)

監督
新海誠
  • みたいムービー 860
  • みたログ 7,210

3.56 / 評価:5,380件

咲いてはすぐに散る桜のように。

  • マイコメロディ さん
  • 2008年3月5日 21時54分
  • 閲覧数 5647
  • 役立ち度 74
    • 総合評価
    • ★★★★★

桜の花びらは秒速5センチメートルで地面にひらひらと落ちるらしい。
儚い瞬間ですね。
この映画も、そんな儚い瞬間を一本のラブストーリーにしたアニメです。

主人公♂が13歳(中学生)の時から話は始まり、
それから大人になるまでの三部作で構成されています。
しかし、大変短い映画でした。

13歳の時、主人公は東京から鹿児島へと転校しなければいけなくなります。
そんな彼には小学生の頃から両想いなのにも関わらず、
ずっと思いを告げられないでいる初恋の相手がいました。

そこで転校しちゃう前に、ちゃんと思いを告げようと決心するのですが・・・
結局うまくいかず・・・

連絡を取り合うことだけを約束して、そのまま転校してしまいます。
それから、彼は大人になるまで
彼女の姿だけを追い続けて生きていくことになるわけです。


13歳なのに、恋愛に対して妙に大人びたことを発言する彼は少々不自然でしたが・・・
自分が中学生の頃は、そんなに落ち着いてなかったぞと(笑)
言動が30代のロマンス映画の主人公みたいで・・・
あまり現実味がないというか。。。。
もうちょっと子供っぽくても良かった様な気が。
でも、多分雰囲気を壊さないために、全てああいう単調にしたんでしょうね。

まず、最初は本当に“ピュア”で、その初恋の相手である女の子とのお別れシーンで
「手紙も書くし、電話もするから!」と叫び、
これからもずっと繋がっていようと決心する主人公に対し
シニカルな私は失礼ながら
「そんな長続きしないよ。それが現実だよ」と思わずつっこんでしまいました。
そうしたら、最後は本当にそういう方向でのラストだったので・・・

だから、なんか・・・おもしろみに欠けたんですよね。
当たり前のことを描いているとしか思えない。。。

これは、男性の視点から見るとまた違うと思うんですが(笑)

確かに、この世の中、
小学生の頃から好きだった相手と見事ゴールインして
幸せに暮らす人も中にはいるとは思うんですけど、
ほとんどは初恋なんて「思い出」のままで終わってしまうし、
大人になるにつれて、もっとたくさんの出会いを経験するわけだし・・・

「現実の残酷さ」「大人になることの残酷さ」
当たり前なんですよ。今更、何を・・・という冷たい目で見てしまう自分がいました。


ただ、やはり男性の方が
好きだった人を忘れられない気持ちは大きいのかもしれません。

男性は、“忘れない”。
女性は、“忘れるまで時間がかかる”
・・・んだそうです。
確かに、「きみに読む物語」でもそうでしたね~。

この映画は、結構「絶望」系で終わりましたが、
私は初恋が実らなくても、その後の人生で、また素敵な出会いがあれば
それはそれで、過去の失恋経験も、
本当の運命の人に出会うまでの道のりだったんだなって考えるべきだと思うし、、、
その方が人生ハッピーになれると思うんですけどね。
全てはご縁があるかないかですよ。

なーんて、言ったらピュアな男性陣に怒られるかしら・・・(汗)

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 悲しい
  • ファンタジー
  • ロマンチック
  • 切ない
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ