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ALWAYS 続・三丁目の夕日 (2007)

監督
山崎貴
  • みたいムービー 7,138
  • みたログ 1.3万

3.90 / 評価:2,523件

前作より軸は薄いが魅力的なキャラたち

  • my******** さん
  • 2019年4月6日 3時45分
  • 閲覧数 338
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

前作も良かったけど今作も素敵だな。前作の直属した延長線上にあるためか、今作ならではの映画的メッセージはそんなに感じないのだが、純粋に動くキャラクター達を応援したくなる気持ちは同じだった。

前作同様に複数のエピソードがいくつも集まっていて、メインキャラクターの向かっていく方向も前作と同じ。だが今作の柱は前作以上に茶川になっている。

特にヒロミとのストーリーは、このために続編が作られたと言ってもいいだろう。前作よりも少し出番が減った印象の小雪だが、3丁目を去るシーンや新幹線のシーンは今作で最も心を掴まれたシーンになった。前作以上に彼女の印象が残る。クライマックスのヒロミが帰ってきたシーンはシリーズの昇華と言うような感動を感じた。

今まで男の子にとっての親の存在が大きな要素だった鈴木オートもミカを迎え入れた事で、女の子にとってのお母さんの存在や思い出という新たなノスタルジーがプラスされていると思う。

そして最後にながれるバンプの曲。この曲は壮大でもあり切なくもあり作品を包んでくれる力があった。

しかし前作に比べて話の力が少し弱い気もする。前作は「茶川と淳之介」「鈴木家と六子」という物語の基盤になる強力な軸でありゴールがあったのに対し、今作の重要なゴールはと考えるとやはり「茶川とヒロミ」。にも関わらずそのストーリーが進んでいくのが後半も後半なので中盤までが物足りない。

その中盤で進む沢山のエピソードも「行き止まり」が多く、鈴木オートの戦争のくだりや、トモエの日本橋のシーンなど、その後の物語で広げず「何のために入れたのだろう」と思ってしまった。その後に来た2人の映写シーンは「オトナ帝国」の安易なパクリではと余計な事を思ってしまい見入れなかった。

あとは踊り子の先輩が駅に現れ本を渡すとか、淳之介を取り戻しにきた社長が素直に本を読むなど力技と感じてしまう展開も印象に残る。

前作で慣れてしまったのかあの音楽も「はい、ここが感動ポイントですよ」と言っているかのような挿入で、力のある曲だけに気をとられてしまった。

今作は内容は薄く感じてしまうものの、前作の後編としてみればクライマックスの展開はとても良かった。役者たちのおかげで前作同様にドタバタ劇を楽しめた。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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