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HERO (2007)

監督
鈴木雅之
  • みたいムービー 589
  • みたログ 5,152

3.56 / 評価:2,350件

これって映画なの?音楽に救われてるトコ大

  • opacha_kopa_minikopa さん
  • 2007年9月6日 12時15分
  • 閲覧数 6097
  • 役立ち度 400
    • 総合評価
    • ★★★★★

ここのテレビ局のパターンである「(映画化して)箔つけ?」
2時間SPドラマで十分だし、実際、中身はSPドラマの域を出ないものだったし。。。
それにしても長かった・・・デス。

映画なの?と思った最大の点はストーリー。
裁判モノは、裁判所でのやりとりや理由が瑣末だとかなりがっかりします。
それ以外のシーンがどんなにまったりしてようと、
本質の裁判がきちんと描かれていれば、作品は締まる。
その点でこの作品はゆるい脚本でした。

海外ロケもいかにも「映画化」らしい「箔つけ」にはうってつけですが
なんかしっくりこない展開でとってつけたように感じられました。
映画にはこうした<こなれない>展開は≪かったるい≫です。

『踊る~』を意識してたというか、似せてたテイストが随所に観られ
SATも権力の構図も、これはこのテレビ局のおエライさんの趣味なんだろうなあ、とそこはかとなく思えました。

紐解く面白さもなく、練られたストーリーでもなく、
かといってウィットにも富んでなくて、笑える場面も少なく、
感心させられる展開でもなく、醍醐味がない作品でした。
豪華キャストをちりばめたならば、もっと【作品】で勝負して
豪華キャストにふさわしい【内容】で『これぞ映画だっ、どうだ』って魅せて欲しい。
これが映画なの?と思う所以です。

裁判部分がしっかりしていないホンなので
クライマックスの法廷での久利生の長ゼリフは、<お約束>のアップ狙いにしか見えませんでした。

ストーリーは良いトコなし、でしたが何とか映画っぽくなっているのは
服部隆之さんの音楽によるところがかなり大きいと思います。
テーマ音楽もそうですが、サントラがかかるとそれらしくなってしまう<楽曲頼み>の場面が多かったです。

やっぱりドラマの域だよね、スケールはなかった。 というのが観終わった直後の感想です。 


「西遊記」の時も書きましたが、ここのテレビ局は【映画】を商売にしかとらえていないで
「中身より話題」「内容より派手なイメージ戦略」で邦画の質を落としているとしか思えません。
「興収狙い」 「テレビ放送で2度美味しい」
この論理で「売れれば良い映画」という空気を定着させていくのってどうなんでしょう。
もちろん多くの方に観られるという意味での「売れる」ことは、重要な要素でしょう。
でもこの局は、その解釈を間違えているというか勘違いしているように思えてならないのです。
キャストが呼べて、お客が呼べて、、、、、であるならばその分、創り込んだ丁寧な【作品(=中身)】で応えて欲しい。
映画とドラマの根本的な違いをわかって欲しいです。
映画に求めるクオリティーってもっと違うところにあると思います。










P.S.
前半の早めのシーンでの、ワインボトルの置き方が絶対におかしいと思うんだけど・・・。
ネタばれさせたくないので詳しくは書きませんが、○○を見せなきゃいけない理由でもあるのか?
とにかく、お客様に対してああいう風には置かない・・・。

USBも意味がなかった。
これって、オチがカットされたのかなあ?

詳細評価

物語
配役
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音楽

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